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女には秘密がたくさんあるものだ
朝日が窓から入り込み楓は目を覚ました。
楓(まだリーフィアは寝てるのか・・・)
楓は夜にリーフィアがどこかに出かけたことを知っているが、あえて何も言わなかったのだ
楓(リーフィアにも何か事情があるだろうし、ここまでこれたのもリーフィアのおかげだしね)
楓はリーフィアを起こさないようにそっと外に出ると、昨日の女の子が宿の掃除をしていた
楓「おはよう、朝早くからえらいね」
女の子「おはようございます。宿の朝は早いんですよ」
楓が声をかけると、女の子も笑顔で挨拶をしてくれた
楓「よかったら何か手伝おうか?」
女の子「いいんですか?」
楓「もちろん」
女の子「ありがとうございます」
楓と女の子は二人で仲良く話しながら朝の作業をした。
女の子「本当にありがとうございます」
楓「いやいや、このくらい大丈夫だよ」
ここでさよならです