ギルドカードができたら最初に何をする?
次の日
楓とユーリはギルドに顔を出していた。
楓「僕のカードできてますか?」
受付「少々お待ちください」
受付の人が奥に消えて少しすると
受付「お待たせしました。楓さんのギルドカードになります」
楓「ありがとうございます」
受付「すみませんが、これから少しお時間をいただけないでしょうか?」
楓「僕は大丈夫かな?ユーリは?」
ユーリ「私も大丈夫だよ」
受付「それではこちらに・・・」
受付の人の案内で楓とユーリはギルドの奥のほうに向かっていった
受付「楓様とユーリ様をお連れしました」
?「入ってもいいぞ」
受付「失礼します」
受付の人に続いて二人は部屋に入る
部屋には、60くらいの人が一人いるだけだった。
?「まぁ、立ってるのもあれだろう。座りなさい」
楓・ユーリ「失礼します」
?「私はここのギルドマスターをしているローウェンという」
楓「僕たちにどのようなご用件ですか?」
ロー「実は5年前、何があったのか、知りたいだけなのだ」
楓「僕たちが知っていることでよろしければ・・・」
楓は5年前にあったことを話す
ロー「なるほど、しかし一つだけいいかな?」
楓「はい」
ロー「君たちの話通り、こちらで二名の死体は見つけているが・・・」
楓「二名ですか・・・三名ではなく?」
ロー「私達の捜査で君のいう崖の所で、沢山の血痕があったのは、確認している・・・しかしそこにはほかに何もなかったぞ」
ユーリ「そしたらお姉ちゃんはどこに?」
ロー「何もわからない。しかし、もしかしたらまだどこかで生きているかも知れないな」
楓「貴重な情報をありがとうございます」
ロー「こんなことしかわからなくてすまん」
楓「いえ、助かりました」
ロー「君たちはこれからどうする?」
楓「しばらくはここで他の情報でも探しながら生活して行きたいとは考えてますが・・・」
ロー「そうか、困ったら私に声をかければ何かしら手伝ってやろう」
楓「ありがとうございます。では」
楓とユーリはギルドマスターの部屋から出ていく
ロー「あいつらにはこれから何かありそうな気がする。こっそりあいつらを護衛してやれんか。最悪共に旅しても構わんよ」
受付「わかりました」
受付は一礼すると音もなく消えていった
ロー「最悪とは言ったがあいつはすぐに一緒に冒険しそうだな・・・」