楽しい旅行のあとに・・・悪夢が動き出す・・・
楓達は楽しい旅行も終わり仲良く、止まり木のあるトルコバーズを目指していた。
ユーリ「楽しかったね。また行きたいな」
楓「また行けるよ、ユーリは偉いからね」
リーフィア「今度はジルフさんも一緒にだね」
ユーリ「うん今度は皆でだね」
そんな会話をしていると町が見えて来た。
楓「リーフィア、悪いけどユーリを連れて町に入る手続きをしてきて」
リーフィア「いいけど、どうして?」
楓「旅行前にしてたおっちゃんとの約束があってね」
ユーリ「どんな約束?」
楓「内緒だよ」
楓(ユーリにおちゃんが頼んでた物は見せれないもんな)
楓のバックの中には、男なら一度は目に行くであろう○ッチな本が入っていた・・・
楓「じゃ、よろしく」
リーフィア「はい、お任せください」
楓は先に止まり木に走り出した。
リーフィア「ユーリちゃん、私達も行きましょうか」
ユーリ「うん。早く行こう」
リーフィアとユーリも手続きをするために歩きだした。
楓「ただいま、おっちゃんまだ成人してない僕にこんなの頼むなよ。子供までいるくせに」
楓が声を出すが返事が返ってこない・・・
楓(どこかに出かけてるのか?先にきて渡せとかいっときながら)
楓がジルフに対して文句を考えていると・・・
どっかーーん
大きな音が厨房から聞こえてきた。楓は急いで厨房に向かって走る。
楓「おっちゃんいるのか?」
ジル「来るな楓ーー」
楓が厨房に入ると、そこには血だらけのジルフと鎌を持った女の子がいた
?「あら、新しいお客さん?ちょっと待っててね。すぐこいつを殺して相手してあげるから」
ジル「楓!いいかよく聞け今すぐ逃げろ。そしてユーリを頼む」
楓「おっちゃん、何をいって」
ジル「ルドルフに連絡してある。だがこいつは別格だ俺なんか時間稼ぎしか出来そうにない。」
ユーリ「ただいまー」
入口のほうからユーリの声が聞こえた
ジル「行け、早く」
楓「おっちゃん。すまねぇーユーリは任せて」
ジル「おう、男ジルフの最後の頼みだ」
楓が駆けだして最後に見た光景は壁に叩きつけられ、動かないジルフの姿だった・・・
ユーリ「お兄ちゃん?あわててどうしたの?」
楓「説明はあとだ逃げるぞ。リーフィアは?」
ユーリ「お姉ちゃんならルドルフさんとここに来るって」
楓「ならまだ門だな」
楓はユーリを抱えて門に向って走る。
?「リーフィア師匠は一体どこにいるのかな?」
鎌を持った女の子が歩きだす。そばには目を閉じたまま動かないジルフの姿が・・・