4-スキル検証とこんにちは
更に投稿です。
本日はここまでです。
スキルの詳細がわかったので、今度は検証してみた。
一番安全で、今の現状を教えてくれそうなのを選んだ。
(よし、全部解ったからとりあえずS・AI使って見るか!)
(でも、どう使うんだ?話かけたらいいのか?)
「もしもしサポートAIさん」
『はい、何か御用ですか?』
冗談半分で話かけたら返答があった。
しかも、キレイな女性の声だった。
声だけなら好みなのは内緒です。
「これからお世話になるからそれの挨拶と、質問そしてこれからのことを相談しようと思って」
『こちらこそ宜しくお願いします。分かりました、ご質問をどうぞ』
「まずは、此処は何処かな?」
『此処は、[レーヴ]と呼ばれている世界のとあるダンジョンです』
「え?此処ダンジョンなの」
『はい、世界に多くある内の1つです』
「つまり、ダンジョンで生まれたってことは、このダンジョンからは出られないの?」
『いいえ、主様はダンジョンで生まれましたが、邪神による干渉によって自由に行動することが可能です。生き残ることが出来たらの話ですが』
「とりあえずは強く成らないと意味無いってことかぁ」
『はい、そうなります。ちなみに魔物はレベルが一定に達すると進化します』
「お~本格的なRPG世界だが命懸けやから慎重に強く成らないとな、命を大事に。ガンガン行こうぜダメ。それでレベルアップはやっぱり敵を倒してだよな?」
『はい、敵を倒した時に出る魔素を吸収することによりレベルアップします』
「魔素とは?」
『魔素とは、この世界に存在する必要不可欠なものです。これがあるからこそ、この世界でダンジョンや魔物そして魔法が使えます』
(前世でいう空気見たいなものって感じやな)
「なら目先の目標はレベルアップと進化やな」
『そうなりますね』
「よし、そうと決まれば今の俺でも勝てる敵を探しに行こう!」
こうして、今いる場所から奥に進むのだった。
この時は意外にもワクワクしていて忘れていたと言うより考えたくなかったが、自分が不幸であるということを後に後悔するのであった。