第2章 嘆きのミーナ
村人の男達は、ポリタンクに入った灯油を神木・マツダの周りにまいて火を放ち、その火が神木・マツダに燃え移った。
神木・マツダ「ぐわああああ!!燃える!!熱っ!!」
村人の男達「やったああああ!!効いているぞ!!」
「見たか!!これが文明の力って奴よ!!」
「この化け物が!!死にやがれ!!」
神木「クッおのれ!!このキャバクラに通い続けるクズ共め!!
インデペンデスデイ・シールド!!」
神木・マツダは、燃えている数本の枝をトカゲの尻尾切りのように切り捨てて、地面に落とした。
村人の男達「この野郎!!燃えている枝を切り捨てやがった!!でも、状況は変わらないんだよ!!」
村人の男達は、再びポリタンクに入った灯油を神木・マツダの周りにまいて火を放った。
「くたばりやがれ!!このクソ化物が!!キャバクラは永遠に不滅なんだよ!!」
「クソが!!死にさらせ!!」
「なに!!火が燃え移らない!!」
「そんな馬鹿な!!もっと灯油をまけ!!量が足りないんだ!!」
神木・マツダ「何度やっても無駄だ!!インデペンデスデイ・シールドは神のご加護!!全ての攻撃、魔法を受けつけない!!某映画のように、全宇宙共通のウィンドウズ限定シールドなんて思うなよ!!俺は神の木であり、神の使いなのだ!!喰らえ!!松ぼっくりギャバ嬢フェスティバル!!」
神木・マツダの枝のあちこちから、松ぼっくりギャバ嬢が無数に実り、村人めがけて松ぼっくりギャバ嬢を振るい落とした。松ぼっくりギャバ嬢達は、中央市場の道路幅いっぱいに転げ回り、村人達に次々と当たりぶっ飛ばした。
松ぼっくりギャバ嬢達「きゃああああ!!目が回る!!」
「誰か助けて!!」
「こんな姿で、しかも転がり回るなんて!!」
村人達「ぐわああああ!!松ぼっくりギャバ嬢にひき殺される!!」
「ぐおおおお!!肋骨が折れた!!」
「は、速い!!ダメだ!!避けきれない!!ぐわああああ!!」
と、そのとき、ソータ達を乗せたNBOXとタントが現場に到着したが、松ぼっくりギャバ嬢が新車2台に当たり、NBOXとタントのボンネットやサイドドアがボコボコにへこんだ。
運転手・村の男達「みんな、大丈夫か。げっ、タントカスタムがボコボコだ!!」
「なんてこった!!こっちのNBOXも!!ったく、猪でも現れたのか?」
村の男・運転手二人は、車の近くに寝転がっている松ぼっくりギャバ嬢達を見て絶句した。
村の男・運転手達「な、なんだ!!この得体の知れない物体は!!」
「顔が女の子で、体が松ぼっくりじゃないか!!」
ソータ達は、なんとか車のドアをこじ開けて外に出た。
ミヤモト「なんだ?この女達は!!あ、あれが噂の松の木の化物か!!」
チャンコ「なんと、デカい!!」
ミヤモト「とにかく行くぞ!!必殺・飛竜高速斬り!!」
ミヤモトは、神木・マツダに向かって剣から、ドラゴンの頭の形状の炎を纏い、走って行った。
ミーナ「ミヤモト、遊んでばかりと思ったら、あんな必殺技の練習してたんだ。」
ミヤモト「喰らえ!!木属性の敵には炎が一番!!燃えやがれ!!」
しかし、ミヤモトは神木・マツダのインデペンデスデイ・シールドに跳ね返されて吹っ飛んだ。
ミヤモト「な、なに!!なんか今、見えない壁みたいなのに当たったぞ。」
チャンコ「なんだ?剣が木に触れなかった。」
ミーナ「相変わらず弱いわね、ミヤモト。やられ役じゃない。」
ミヤモト「うるさい黙れ、このクソブスが!!」
ミーナ「ブスって!!ひっ込んでなさい、この雑魚サムライが!!フォレストファイア!!」
ミーナは、山火事規模の炎の魔法を放った。
村人達「このバカ女!!中央市場が燃えてしまう!!やめろ!!」
「私達まで燃やす気?自分さえよければ、あなたはそれでいいの?」
「ちっとは考えて魔法を使いやがれ!!」
ミーナは、村人達の罵声を浴びて、へこんでその場に座り込んだ。
ミーナ「うぅ・・・・。みんな酷いわ、私のことをブスとかバカとか・・・・。」
しかし、神木・マツダは平然とその場に立っていた。
神木・マツダ「ほう。こんな小さな村に、これほどの魔法を使う者がいるとは。しかし、この魔法使いの女はブスだな、俺のタイプじゃない。」
ミーナ「そ、そんな・・・・私はブスだというの・・・・。」
座り込んでいたミーナは、神木・マツダにブス呼ばわりされて、倒れて気絶した。




