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主人公がみんな頼みごとを聴いてくれると思ったか!  作者: 坂本護
何で教えないといけないの?
7/14

エリアボスが倒されました!

 素材の代金が18万9千900Gになった。

 ギルドを出るときなぜか視線が冷たい。

 だが俺は気にしない。だって失うものないから!

 すると俺を呼ぶ声が聞こえた。


 「鬼いちゃーん。」


 呼ばれ振り向いてしまった。

 振り向くと、少し離れたところの妹と目が合う。

 何もなかったことにしよう。

 そう思いダッシュで狩りをしていた場所にもどった。


 「あのドロップちゃん、鬼いさんいっちゃったよ?」


 「うん、まぁこうなるの分かってたから。」


 「あれが今噂のお前の兄さんか。」


 「余計なことしないほうがいいよ。私でもしつこく絡むと本気で1週間しゃべっても無視されるから。」

 

 泣きそうな顔で言うドロップ


 「大丈夫?」


 「うん、いこっか。」


 ドロップの兄貴、危険人物だな。



 北の森の中に走ってきたが予想より奥にきてしまったか。

 何かいる!鑑定すると。


≪BOSS≫

 ウルフボス レベル20


 スキル 統制5 咆哮6 噛みつき10

 


 おう、BOSSの所まで来たのか・・・・倒すか。


 「グオオオオオオ」


 ウルフボスが咆哮する。

 すると、その周りからウルフが10体突撃をしてくる。


 「ウインドランス!」

  

 魔法で先頭のウルフを仕留める。   


 「まず一匹!」


 刀を逆手に持ち、ウルフの顔を持ち地面に投げつけもう1匹の頭を足で潰す。

 跳びかかってきた3匹のウルフのうち1匹に腕を噛ませ、残り2匹の首を刀で切り落とす。

 そして腕をかませているウルフの首に刀を突き刺す。

 後退するウルフ。

 後退すると魔法を撃つんだよね。


 「ウォーターランス3連、ウィンドランス3連、ヒールっとこれで雑魚は終わりかな。」


 油断してボスの爪に手が引っかかれる。



「あんま痛くないな・・・・エイッ。」


 刀を頭に突き刺す。


 ≪レベルが上がりました≫

 ≪称号 孤独の鬼を手に入れました≫

 ≪ワールドアナウンス!北のエリアボスが倒されました!≫

 【初回ボス討伐報酬ランダムスキル獲得券】 

 【初回ソロボス討伐報酬ランダムスキル獲得券】

 ボスウルフの革2枚 ボスウルフ牙 

 

 

 まずは称号の効果確認だな。


 孤独の鬼 誰ともフレンド、PTを組まずに5時間以上たち一人でボスを倒す・大丈夫だよ。


 いやまて効果がコメントってなんだよ、慰めてほしいんじゃねえよ!


 「でも初回報酬がおいしいな。」


 たぶん俺は勝てても今の奴らには勝てない・・・・スキルがあと6つ手に入るのか。

 にぃ~と笑う。


 そして俺はトコトコと歩きはじめそのまま速度を上げた。

 そして30分後

 ≪ワールドアナウンス!西のエリアボスが倒されました≫

 そしてその30分後

 ≪ワールドアナウンス!東のエリアボスが討伐されました≫

 そのまた30分後

 ≪ワールドアナウンス!南のエリアボスが倒されました≫


 それはこのゲーム内において事件であった。

 なぜなら10レベルを超えるプレイヤーが少ないなか、東西南北すべてのエリアボスが倒されたのだから。

 あるものはチーターだと決めつけGMコールをしてGMを呼び出すが、ここにいるプレイヤーはすぐに不正じゃないとわかる。なぜならGMが・・・


 「「めっちゃ涙目じゃん!」」

 

 「ふっふ~次はどこの町に行こうかな~」

 

 そんなことを知らずにウルは、ほくほく顔でどの町に行けばいいか聞くためおっちゃんの武器屋に向かうのであった。

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