表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
主人公がみんな頼みごとを聴いてくれると思ったか!  作者: 坂本護
何で教えないといけないの?
10/14

スキルランダム取得券

 スキルランダム取得券×8

  ユニークスキル、スキルをランダムで取得することができる。

 とりあえず欲しいスキルもないし。


 「秘儀!無欲の右手!」


 ≪ユニークスキル 契約 飛行魔法 転移 二刀流 スキル 礼儀作法 料理 錬金術 調合≫  


 いや、これはひどい。

 気にしてちゃだめだ。スキル見ていこう。


 契約 魔物、精霊と契約できる。

 

 これはテイムの上位版かな。

 

 飛行魔法 1秒にMP10消費して空を飛ぶ。

 

 効率が悪い、緊急事態用かな。

 

 転移 MP300を消費して一度言った場所に行ける。

 

 期待していたけど、まず使えないから異味ないな。


 二刀流 武器をふたつ装備できる。

  

 これは使い勝手がいいな。

 

 礼儀作法 礼儀作法がわかる。

 

 料理 料理に補正がつく。

 

 錬金術 錬金術ができる。

 

 調合 調合ができる。


 「やっぱユニークスキル以外そんなもんか、今使わないしじっくり育てていこう。」


 そろそろご飯だからいったんログアウトするか。

 そして下に降りる。


 「お湯沸かそう。」


 ドドドドドド、バタン。


 「鬼いちゃん、なんでゲームの時逃げたの!」


 そうだ俺のこと知っている敵がいたんだ!


 「めんどくさいから。」


 「もう、じゃあゲームの中でのこと教えて!」

 

 「いいよ。」


 「え?」


 鬼いちゃんが教えてくれるなんて。まさか。


 「貴様!鬼いちゃんではないな!正体を現せ!」


 ドコッ


 「いたっ!」


 人がせっかくすこし教えてやろうとしたのに。

 普通疑うかよ!


 「う~痛いよ」

 

 涙目で見てくる妹を無視する。


 「それで、何が聴きたいんだ?」


 「えっホントに聞いていいの?」


 めちゃくちゃ笑顔で久を見ている雫

 そして笑顔で久も言う。


 「おう!俺のステータス、スキル、装備、ボスの情報意外な。」


 「それほとんど意味ないじゃん!」


 「自分でやらなきゃゲームじゃない!俺は何でも聞けばいいと思っているような子に雫を育てた覚えはないぞ!」


 「う~じゃぁ今鬼いちゃんどこにいるかは?」


 それぐらいなら別にいいかな。どうせこれないし。


 「北のボス倒していける王都にいる。」


 「へ~大きい?」


 「まぁそこそこ大きいんじゃないか?」


 「王様に会った?」


 目をきらきらさせ俺を見る雫。


 「たぶん会えないんじゃない?あのゲームAIのレベル高いだろ?」


 「たしかに普通に生きてるみたいだね!」


 「だから俺はあそこを異世界と仮定して考えているんだ。」


 「なるほど、じゃぁ王様見れないんだ。でもきっとひげもじゃだよね!」


 「さぁな、そんなに会いたいのか?」


 「だってひげもじゃだよ?きっと気持ちいよ!」


 わが妹ながらよくわからんな。


 「でも王様だから触れないだろ。」


 「功績をすっ~ごくいっぱい立てる!」


 残念だな妹よ、俺はあのゲームで商品がかかったイベントに負ける気わない。


 「そうか、まぁがんばれ。」


 「絶対鬼いちゃんを驚かせるからね!」


 ほっぺを膨らませながら言う雫。

いや~初めて感想もらいましたけどうれしいものですね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ