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アライアンスの最終定義

作者: かいろみ

             誤解されることは信じられている証拠だ.









僕は歩いていた,塾の帰りだ.

今日は遅くなってしまった,早く帰ろう.

両親のためではなく自分のためだ.

明後日,期末テストだから.

一歩歩くたびに家へとの距離が近くなったり遠くなったり.

いつも通りのにぎやかな商店街に出る.

いつかここも寂れるのだろうと思うと

「ザマァ」という気持ちと少し寂しい気持ちが横切り衝突した.


人が通り,スリに注意しなきゃ.

人に当たらないようにしても

どうしてもあったってしまう.

仕方ないので店に 入るか 入らない,スレスレのところを通る.

誰かの足に躓いて転んでしまった.

「いてぇ」

「大丈夫ですか?」

女性の声がした

美人だ

「だ,大丈夫です」

起き上がるが寒かったのでくしゃみが出そうに...

ーへくしゅんー

鼻水が出た

手で隠す

あたふた

「どうぞ」

女の人はティッシュを渡してくれた

とっさに

「あ,ありがとうございます」

なんて優しいんだ

薬局の店員なのかな

「いいえ,お大事に」

恋が芽生えた



帰る,

美人だったなぁ

性格もいいし.

ブヒブヒ

思っていると家についた

10時だった


次の日,帰り,

また,会えるかな.

にぎやかな商店街

彼女のいたところへ

いない

薬局の人に聞く

「ああ,あの子今日はいないよ,アルバイトだから」

いないのか

どこにいるのかな

何をしているのかな

家に着いた


次の夜,

やはりあの人を探してしまう

いた

おなじ場所で

薬局の前で

僕にくれたティッシュを配っていた

通った人たちに

受け取る人,無視する人,も いれば少し丁寧に手を横に振り 断る人

なぜ僕はそのティッシュをよく見なかったのだろう

その薬局の宣伝が載っていた.





ときめき はとっさのことで起きる,それが本当に恋なのかよく確かめて踏み込もう:


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