人物紹介2
人物紹介
主要人物
ロイド・ウィンザー(♂)
元ニュールンベルク王国の王族。ただし、王位継承権は有していない。
松本忍が憑依し、彼に変わってしまったため、元の記憶は無い。
年齢19歳、ウィンザー国の初代王として日夜奮闘している。
マルシール・ハートレック(♀)
行き倒れていたロイドを担ぐくらいの剛力を持っているが、本人は普通だと思っている。
自身の軽率な行動でロイドの養父であるベクターを死なせた事を後悔していたが、ロイドに励まされ、彼に惹かれるようになる。
元々、文字の読み書き・計算はできなかったが、最近は、ドローナの所で働けるくらいには文字の読み書き・計算ができるようになってきた。
アンドレア・ホーエンハイム(♂)
元ハイデルベルク王国の魔術師で、数少ない二つ名つき。
通称「放浪の魔術師」。
王国で禁忌とされる生物創造の禁を犯したことで、王家追放処分と、移動の自由を制限する呪術をかけられるも、ロイドと出会い呪術から解放される。
生来の学者気質で、好奇心に勝てない。
街の開発の初期工事を一手に引き受け、子ども達の教育も行っている。
最近は、子ども達が入れ替わり、教え子が初期工事を行う様になってきた。
コーナー・グリプスホルム(♂)
年齢22歳、身長168㎝
ウィンザー国の内務官として働いている。
元はドレストン男爵家で働いていたが、あまり重用されていなかったこともあり、ロイドに負けると、すぐさま降伏する。
いつもは冷静な判断をするタイプだが、お祭り騒ぎが好きで、勝手に実況を始めたりする変わり者。
バリス(♂)
年齢31歳、身長183㎝
元男爵家の騎士団副長で、村時代からの自警団団長。
元々騎士の家系であるものの、高圧的な所は無く、部下からも慕われている。
自警団の訓練を始めてから、より一層筋肉が盛り上がっており、逞しい体つきをしている。
実質的な実戦部隊隊長で、防衛戦では度々活躍している。
第3部登場人物
ハンニバル・タラスコン(♂)
年齢20歳、身長185㎝
根っからの戦闘狂。
ハイデルベルク王国の双璧、名将、金の鷹と通り名は様々ある。
個人的な武勇を持って戦場全体をかき回し、敵軍に出血を強いるタイプの将。
危機管理もそこそこでき、ロイドの砦に対しては、かなり慎重に攻めた。
戦後は、ロイドの村と通商を行い、食糧を調達している。
領民がどっかの戦闘民族みたいに好戦的。
エリシア・ハイデルベルク(♀)
年齢18歳(登場時)、身長140㎝
ハイデルベルク国王女として登場。
国王に甘やかされて育ったため、女性としての教養よりも戦場の兵士としての教養の方が身についている。
恋に恋する年頃だったこともあり、ロイドに惹かれるが、女王となる事を決めると、結ばれる事の無いロイドをキッパリと諦める。
体つきが幼いのが唯一の悩み。
キング・ハイデルベルク(♂)
年齢45歳、身長180㎝
ハイデルベルク国国王。
非常に好戦的で野心的な王であるが、エリシアにはめっぽう甘い。
その為、王弟派ができるきっかけを作るなど、政治面ではやや頼りない印象。
戦場に在っては、全体を俯瞰して戦術を考える事ができ、双璧の突撃を最大限利用して軍を動かす事ができる。
アスレイ・ニャスビィシュ(♂)
年齢39歳、身長178㎝
ハイデルベルク王国の双璧の一人。
ハンニバルと同じように単身突っ込むタイプの将軍。
ハンニバルとの違いは、多少の兵を引き連れる事くらい。
ただし、引き際はわきまえており、無理な追撃をする事はまずない。
ハインツ・ハイデルベルク(♂)
年齢43歳、身長173㎝
キングの弟、元々平和主義者で政治能力のそこそこある内政官タイプ。
ある人物に付け入られ、徐々に人が変わり、王弟派を作って兄と対立する。
内乱後は、行方不明になる。
ハリス(♂)
年齢9歳(推定)、身長110㎝
両親に捨てられて以来、王都のスラム街で日々の糧を得るために何でもしてきた。
同じくらいの年齢のメリアが、ロイドを救った事で状況が一変する。
劇的に変わった生活環境、惜しげもなく愛情を注ぐロイドに心酔し、おかしな方向にいく。
機転が利き、自分の力量を過信せずに行えることを冷静に冷酷に遂行する。
メリア(♀)
年齢8歳(推定)、身長120㎝
ハリスと同じくスラム街に捨てられていた少女。
頭の回転が速く、他の子供達と時に協力し、時に奪い合いながら生きながらえてきた。
ひょんなことからロイドを救い、そしてロイドに心酔する。
すでに自分のすべてをロイドに捧げるつもりでいる姿は、マリーやドローナが危機感を抱くほど。
現在は、とりあえず義理の妹ポジションで満足している様子。
リンクス(♂)
享年13歳、身長163㎝
ハリス、メリアと同じスラム出身。
子ども達の中でも年長者ということもあり、実質的まとめ役になる。
内戦時に孤児院となっていた王家別邸を襲われた際、他の子供達を守って重傷を負う。
ロイドが必死に治療するも、内戦終了とほぼ同時に死亡。
第4部登場人物
ワルター・ニュールンベルク(♂)
年齢19歳、身長176㎝
ニュールンベルク王国第一王子、彼の下に2人の弟と1人の妹が居たが、全員戦死している。
小さい頃から勝手気ままで、市井に出ては気さくに声をかけて歩いていた。
王都サントスでは、「坊ちゃん」「若様」と呼ばれ親しまれていたが、父王からは良く注意されていた。
大の女好きで、かつてはロイドと共に女漁りをしていた。
ちなみに将兵からの人気はあり、意外にも他の兄弟よりも圧倒的支持率を誇っている。
爺や(♂)
年齢57歳、身長174㎝
白髪交じりのナイスミドル。
ワルターの事を「若」と呼び、いつも後ろに付き従っている執事兼護衛。
ワルターが暴走すると延髄斬りで気絶させて運び去る姿は、もはや名物行事。
諜報機関の長も勤めており、武力、知力ともに抜きんでている。
紅茶とワルターいじりを生きがいとしている。
ゲイル・フォン・エディンバラ(♂)
享年32歳、身長170㎝
帝国軍参謀の一人として軍団を指揮して、ウィンザー国に攻め寄せる。
人となりは、高圧、高慢で自分の才能に自信を持っているが、予想外の事に少々戸惑うこともある。
ロイド達の奮戦と罠に嵌り、生きながらにして炎に焼かれるという最期を遂げる。
後述のベルナンドとは、士官学校時代の同期であり、ライバルだった。
ベルナンド・ヴィ・ジョルジェ(♂)
享年32歳、身長182㎝
帝国軍の前線部隊指揮官として軍団を指揮して、ウィンザー国に攻め寄せる。
人となりは、冷静沈着、他の将官の人となりを観察する力はあり、人に合わせるのは得意。
ロイド達に対して油断をできる限り排して臨んだが、予想外の反撃と夜襲により進退窮まり突撃するも、世界史上初の銃火に、なすすべなく敗走する。
戦後、皇帝に死を覚悟して敗走の報告をし、刑死する。
家族は、内務官の一人に引き取られ生き残っている。
アレハンドロ皇帝(♂)
年齢59歳、身長186㎝
厳つい顔にがっしりした肉体を持ち、今なお前線でも戦える肉体を維持している帝国皇帝。
自分の野望の為なら何でも利用するが、役立たずには容赦はない。
また、非戦闘員に関しては寛大な処置を施す事もあるが、基本的には自国民に対してのみである。
貧しかった帝国を一代で覇権国家にした、内政手腕にも秀でている。




