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道連れ

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 トワ達一行は宿場町を朝から出発して、所々で休憩等を挟んだが夕飯時頃に次の宿場町に到着した、道中は王都が近づいいることもあり何事も無く平穏だった。


 宿場町でユーラがアリアナと宿を取りに行っている間、消耗品の買い出しに行くトワ。

 トワは大分この星に慣れた為に、得た知識を試す為に買い出しを買って出た、道具屋に入ろうと扉に触れようとした瞬間に扉が急に開き、それと同時に男の子と女の子が飛び出し来る、それをトワは慌てずに避けるが、男の子と女の子は扉の向こう側に人がいるとは思っていなかったのかバランスを崩して転けた。


「イターイ」


「いてて、おい、気を付けろよ、大丈夫かチー」


「うん、なんとか、アルにぃは?」


「大丈夫だ、買った物は・・・良かった壊れてないな」


少女と少年は立ち上りこちらを見る、旅人の風貌のトワを確認してアルは近づい来る。


「悪かったな兄ちゃん、ところで聞きたいんだが、あんた旅人で間違いないかい?」


「ああ」


 トワは外套のフードを下ろして顔を出すと、するとチーと呼ばれていた少女がアルと呼んでいる少年を引っ張って行く。


「お、おいチーなんだどうした?、あ、ちょっとあんたそこで待ってろ」


少し離れた場所で、チーとアルはなにやら話を始めた。


「アルにぃ、あの人がいい」


「チーお前顔で決めようとしだろう、そんなことはお兄ちゃんは許しません、頼むならもっと厳つい感じの、そう冒険者的な人に頼むべきだ、しかもだ、あいつが受けるか分からんだろ」


「聞いてみないと判らないでしょ」


「うーん、分かったから、聞いてダメなら諦めろよ」


「うん♪」


二人の会話は殆丸聞こえだったが聞こえない振りをしていると、二人が戻って来る。


「おい、あんた、王都になんかは行かないな、『目的地は王都だ』よし行くぞ」


「アルにぃ、今よしって事は、いいって言ったね」


「いや今のは‼ちが」


「なんの話だか分からないのだが?」


二人が要点を得ない会話をしているのでトワが訪ねるとチーがアルを遮って前に立つ。


「私達二人は王都に行きたいんですが、親が王都に行く人で護衛任務を受けて貰える人に依頼したら、王都に行ってもいいと言ったです、それでえ~と」


「トワだ」


「私はチーチェ、こっちはアルタにぃ」


二人は手短な自己紹介をすると用件を話し出す。


「それで王都までの護衛任務をお願いしたいです」


「話として護衛任務を依頼したいは分かったが、こちらは連れがいるからな、連れが了承したら構わないが」


「分かったわ、じゃあ、トワさんの仲間の所まで連れてってください、私とアルにぃが説得しますので」


「構わないが、それより先に道具屋での用を済ますから少し待っていてくれ」


 トワは道具屋でユーラに頼まれていた消耗品等を購入してから、二人を今晩泊まる宿まで連れていく、宿に入りアリアナとユーラの部屋をノックして二人の返事を待ってから扉を開く部屋に入って行く。

 部屋に入るとユーラがトワが知らない二人を伴っている事に気付き不思議な顔でこちらに説明を求めた為に二人に会った経緯を話す。


「うん、私はいいと思うよユーお姉ちゃん」


「分りました、アリアナ様がそう申されるのならば王都までなら構いませんよ」


「やったー、私はチーチェよろしくねユーラさん、アリアナちゃん」


「自分はアルタと言いますよろしくお願いしますユーラさん、アリアナさん、あ、おい、ちょっとトワこっち来い」


 アルタがトワを引っ張って隅に移動する


「お前とユーラさんはどんな関係だよ」


「ユーラとの関係?えーと、護衛仲間であり、雇い主だな」


「本当に、本当か!?」


「ああ、知り合ってまだ数日だからな?」


「そーか、それならいいんだ」


 アルタが何を言いたいか分からないが、納得したなら放っとく事にした。


「では明日、この宿の前で集合で」


 戻るとユーラが話を纏めていた、アルタとチーチェの二人は家に帰って明日の朝に集合してから出発することになった。

 二人と別れこちらも夕食と風呂に入ってアリアナに自分のベッドで寝るように言って寝る事にした。


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