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残花の祠 ③

現在別のパイロット版の製作していまして、近日中にアップするか

と思っています。



 トワは背中に纏わり付く視線を感じながら次の部屋に到着した。


 次の部屋は入ってきた向こう側に扉が見えた、トワは足を止めて部屋を見渡しているとミリアが話し掛けてきた。


「トワさん、進まないんですか?」


 トワは目を疑った、ミリアは警戒心が無いのか部屋に足を踏み入れた次の瞬間、左右から飛来する矢がミリア目掛けて来た。


「おい、あんたは邪魔をする為に来たのか?」


 トワは矢が刺さる前にミリアの首根っこ掴んで通路に引戻していた。


「あー、すみません」


「ロック爺は何であんたを寄越したんだ?」


「奇跡の使い手ですから?」


「何で疑問文だ?」


「私は事務員要員なので荒事は素人なので」


「今、本当にあの爺をぶん殴りに行きたいと思った、他に人材はいなかったのか?」


「マスターは、「トワ坊主ならミリアがいても大丈夫だろう、怪我したらミリアに治して貰えばいいからな」と申してました」


 トワは手で頭を抑えてロック爺を殴ると決意してからミリアを見る。


「いいか、これから言うことは守ってくれ」


「はい」


「勝手動かない、余計な物に触らない、自分の歩いた道筋道理に後ろを歩く」


「分かりました」


 トワはふーと溜め息を吐くの我慢して、部屋と向き合って考える、先程の部屋はモンスタートラップで、この部屋はブービートラップの部屋になっているのだろう。


「ミリアさん、あんたの運動神経は?」


「事務員歴二年です」


「・・・分かった」


 ミリアは運動神経無いと豪語する。

 おかしい、最初に会ったときの仕事が出来るイメージが崩れていく、確かに彼女は事務は仕事出来るのだろうが本当にダンジョンには関係無い、むしろ足手まといだ。


「手本を見せる、そこで待ってろ」


 ミリアの返事を聞く前に駆け出して部屋に入る、飛んで来る矢を発射されるが、トワは更に先に足を踏み出していたが天井が落下してきていた。


「トワさん!?」


 ドゴンと天井の音と砂埃が舞う、ミリアは天井が落下した瞬間目を瞑った、恐る恐る目を開くとトワは向こう側の扉に立っていた。


「どうだ~こうやって通るんだ~、分かったか~」


「分かりませ~ん」


 ミリアは笑顔で答える、トワはなんとも言えない顔に成りながら、再び山の様に有るトラップの越えて戻ってくる。


「何で分からないですか、ちゃんと見てましたか!?」


「えーと」


 ミリアが誤魔化す仕草で視線を逸らす。


「・・・ミリアさん」


「ごめんなさい、目を瞑ってしまいました」


「自力で行けるようにと思ったですが。こんな所で時間を使ってもしょうがないな、喋るなよ舌噛むからな」


「え?」


 トワはミリアを横脇に抱えるて走る、先程と同じ様に矢を避け天井を越えて、ミリアはさっきは観ていなかったが炎が迫り、槍が迫り上がって来る、それをトワは難無く避けて扉に辿り着く、その間ミリアは「きゃーっ、きゃーっ」と叫ぶので舌を噛んでいないかと思いながらミリアを降ろす。


「着いたぞ」


 ミリアは放心状態でいる、肩を揺さぶって声を掛けると漸く正気を取り戻す。


「トワさん、トワさんは女性の扱いが雑です、女性は脇に担いでは駄目です」


「あ、ああ、悪い、担ぎやすかったからついな」


「私の背が低いと言いたいのですか」


 確かにミリアは140㎝有るか無いかなので、ギルドのカウンターでは高めの椅子に座っていた、しかし、この低身長でギルドマスターを威圧したりするので、ミリアは背のことを気にしていないと思っていたが、やはり気にしていた。


「突破したから進みますよ」


 トワは取り合わない様に足を進める、それをミリアがわーわーと叫びながら後ろを付いてくる。




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