表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/85

残花の祠 ②

珍しく連日投稿しています。



 トワはナイフを選択する、銃はゲームで頭部等を撃つが本来死んでいる者に急所が有るかも分からない為に不適合であり、爆破物は小部屋で使用するとトワにも被害が有るために此方も不適合の為に、手間が掛かるが一体毎に対応するナイフを選択する。

 トワは手前のリビングデッドの一体の四肢を切断するが、首と胴体だけでも藻掻く、更に首を跳ねるが首だけでも動こうとするのを足で踏みつけて破壊するが、各部位はいまだに動いている。


 トワは考える事は後にして、大量の死体を切り刻む事にする、対策として全ての関節を切断することで動けなくしていく。


「ふー」


 全てのリビングデッドを切り終えたトワは深い呼吸して切ったリビングデッドを観察する。


 するとモゾモゾとリビングデッドの切り口から這い出るゲル状の物を見つけた、透かさずトワは装置を使いゲルをスキャンする、スキャニングの結果はゲル状の正体は寄生虫の一種で死体に寄生して他の生物を襲い栄養を採る様だ、寄生出来るのは死体だけで生命活動している生き物には寄生出来ないようだ、詳しく調べたいがニーナとの通信が切れている為に簡易的スキャンとトワの推測でしかない、細部を調べるのは後にして小部屋を調べる事にする。


 部屋を見渡すと今は、リビングデッドもどきが出てきた通路のみ開いていて、左右に合計六つ通路が有り、トワは手始めに左側の通路を進むと同じ様な小部屋に出た、小部屋にはトワが来た通路他に二つ通路が有り、リビングデッドもどきはこの小部屋押し込められていたのだろう、小部屋の中は特に何も無く小部屋にある他の通路を通ると元の小部屋に辿り着く、通路はどれも同じ場所に出る様だ。


 次に右側の通路を進むと先程と同じ様に小部屋に辿り着く、小部屋を調べると壁の一部に違和感を感じ詳しく調べると壁の一部は押し込む事が出来る様になっていた、トワは押し込むと別の所で音がした、他に異変が無いために元の小部屋に戻ると出入り口が現れていた。


 トワは次に進もうとしたが出口の側に立ち耳を澄ますとじゃりじゃりと何者かの足音がする、トワは気配を潜めナイフを抜いて入って来る人物を待つ、トワがいる部屋に侵入した瞬間、首元にナイフを添えて告げる。


「止まれ、動けば斬る」


 トワは警告をして侵入者を見る、その人物はトワも知っている意外な人物であった。


「ミリアさん、何しているですか?」


 彼女はギルドの受付嬢であり間違ってもこのような場所に来る人物では無い、トワは警戒を解かずにナイフをそのまま質問する。


「もう一度聞きます、何をしているのですか?」


「ギルドマスターからの依頼でここに来ました」


「依頼?」


「はい、奇跡の使い手の私を派遣して、攻略成功確率を上げてトワさんを無事に残花の祠から帰還させよと」


「一人で充分だ」


「構いません、私は勝手に付いていくだけです」


「・・・勝手にしろ」


 ここで問答しても仕方ないとミリアの首筋に当てていたナイフをトワは仕舞い開いた次の道に向かい歩く、数歩後ろをミリアが付いて歩いて行く。


「トワさん、質問しても?」


「なんだ?」


「トワさんが腰に差しているナイフ以外の武器が有るようですが、どのような武器なのですか?」


「これか?」


 腰のホルスターに有るSIG*MPX-Pを指差すとミリアはうなずき肯定する。


「これは・・・音を出しながら前方を攻撃する」


「見たことの無い魔具ですね、形状も綺麗に整っていてとても興味深いです、よろしければ今度ゆっくり見させてもらいたいですね」


 銃を見るミリアの目は獲物を見つけた様になっていた、助けに来たとミリアは言うが、背後に敵がいる気がして仕方ない、帰ったらロックに文句を言いに行かなければと考え残花の祠を進む。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ