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王都での休日2


はーなーしがゆっくり進んでいます


それなのにゲームを買ってしまった。


更にゆっくり進むので気長に待っててください。

 何故か今トワは女性三人にあれこれ服を渡されて試着をさせられていた。


 最初はトワが動きやすい服を見ていたら、サクラに肩を捕まれて。


「ねえトワ、自分の価値を分かってるの?」


 サクラは凄い形相で詰めてくるので、残りの二人に助けを求めたら。


「そ~だよね、トワくん自分が分かってない気がするよ」


「私もトワさんはそちらの服ではないと思います」


 助けを求めたら逆にサクラに加勢してくる。

 そして苦笑いと供に今着せ替え人形状況になっている。


「こっちの服の方が落ち着いていいと思うよ」


「いえ、トワさんはもう少し派手な服の方がいいと思います」


「それよりトワはこれが似合うよ」


 女性が三人に服を選んで貰っているが一向に決まらない、三人は次の服を物色しに店内に散らばって行った、トワは店内の椅子に腰掛けて待っていると誰かが入店してきたと目を向けると。


「やっと見つけましたよトワ様」


 キティとエリザが入店して来た。


「動いても大丈夫なのかエリー?」


「はい、体調も良いならたまには外に出歩く様にとお父様が」


「なるほど、しかしよくここが分かったな?」


「はい、比較的に被害が少ない商業区でステラ様がリサーチしていた店を片っ端から行きました」


「そうか、ああ他の三人は店内で自分の服探しに行ったよ」


「三人ですかお兄様?」


「ステラ一緒に街を回ってたら教会騎士のサクラとユーラがこの服屋に入る時に一緒になっていま服を物色しているよ、それよりエリー、キティ、立ったままだと疲れるだろ座りなよ」


「はい、お兄様」


「失礼しますトワ様」


 長椅子なので空いているとこに座ると思ったら、エリザは膝の上に、キティは真横に座った。


「なあ、エリー」


「はい、なんでしょうかお兄様?」


「他にいっぱい座るところが有るが」


「お兄様の膝の上がいいです」


 有無を言わさず断言するエリザ、まあ、エリザは重さを感じさせないのでこのままでも構わないかと思い、手持ち無沙汰を感じエリザの髪を撫でると。


「えへへ、お兄様」


「あ、ごめんよ、嫌だったかい?」


「いえ、お兄様の手で頭を撫でて貰いますと落ち着きます」


「トワ様」


「どうしたキティ?」


「わ、私も撫でて貰ってもいいですか?」


「ああ、構わないがいいのか?」


「はい、エリザ様の言っています事を確認したくて」


 片手でエリザ、もう片方の手でキティを撫でていると、ようやく三人が服を持って帰ってくると今の状態見たステラが走ってくる。


「エリー、何時の間に来てたの、じゃなくてボクと代わってよエリー」


「嫌です、ステラお姉様、お兄様の膝の上はエリーのですから」


「ぐぬぬ」


 なんか不穏な空気が流れている、流れを変えるためにトワはステラの持って来た服を見る。


「次はそれを着ればいいのか?」


「あ、うん、お願い」


「ああ、エリー、着替えてくるから降りて待っててくれ」


「・・はいお兄様」


 エリザは名残惜しそうな顔で渋々トワの膝のから降りる。


 三人が探してきた物を順番に受け取り試着をする。

 三人は各々の一番好みの服を持って来た様で眼差しが怖いと思っていたら、エリザとキティが服を差し出している。


「お兄様、この服も着て下さい」


「トワ様これもお願いします」


 二人から期待の眼差しで見られ苦笑しながら受け取り試着して見せた。


 それで全ての試着が終わって、どれを会計するか皆がトワを見ている。


 トワは全員が最後に持って来た服を会計に持っていく。


「トワくんそれを全部?」


 ステラは自分の服を選んで貰って嬉しそうにする反面、他の人のもあるからと複雑そうな顔をする。


「ああ、自分はこれまでの誰かに服を選んで貰うことが無かったからね、せっかく皆が選んでくれたのだから、最後の分だけ全部買うよ」


 会計に持っていくトワを見て、全員が嬉しそうにトワを眺めていた。


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