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再会

土日はアップが未定なのでよろしくお願いいたします

 早朝に来たマルキスに護衛を変わって貰い、衛兵達が連れていった黒衣の集団について事情聴取を受けていたのだか、今の状況に考えないでおこうと思ったのだが無理だった


 この部屋は、漢臭いというか無駄にひげ面、ムキムキ、タバコ、酒・・・酒?


 なんだこのじぃさん朝からこんなとこで酒飲んでるぞ?


「どうした、わけぇの飲みてえのか?」


 手を振って断る、近くにいる人に尋ねる。


「あの人は誰ですか?」


「あの御方は国王の父君のロック様である」


 本気か、国王の父親、つまり前国王が朝から会議室で酒飲んでるぞ。


「父上、トワが困惑しておりますのでお止めください」


 ベガが苦笑しながら部屋に入ってきた。


「おお、息子元気か?」


「はい、元気ですよ父上もあいかわずで、それで父上何用でここに?」


「面白い奴がいる見てぇだから、顔を見に来たのよ、しかし有明の翼の暗部を1人でよ、しかもよ城内の敵には得物を使わないいで無手で倒してそれでも無傷でいやがる、しかも暗部の奴ら禁術の姿を消す魔法を使っていやがったのよ、どうやって見破ったか知りたいね」


 ロックのふざけた雰囲気が一緒にして鋭い顔付きになる、こちらも気持ちのスイッチを切り替える。


「姿は見えなくてもやりようはある、姿が見えないことにが決して有利では無いし、そうゆう奴らは足下を掬われると脆いものさ」


 種明かしするならば、今回トワはモノクル型情報端末を使用して、サーモーセンサー・風圧変化・加重変化・集音センサー等のありとあらゆる変化を瞬時に情報が入り、事象を解析しラプラスの使用で多重化思考可して、敵対した相手の動きは手に取るように見えていたが、この場では話す気が無いので濁す。


「フム、話す気は無いか、まぁ最初から聞けるとは思ってないしな、自分の手の内を明かす様な事はし無いと、うむ賢明な判断だな」


 ロックは酒を煽るとまた先程の雰囲気に戻った。


「孫のエリー達も無事な事だし、もう帰ってもいいぞ」


「父上、勝手に決めないで貰いたいのですが」


「なんじゃ、この者は聞くところによるとエリーの病を治して、オルターを看取って、城に入ってきた賊を蹴散らす者を一国の王でもたかが事情聴取の為にだけに拘束して不信感を持たせるならば恥ぞ」


 ロックは恩人には礼儀を持って接しろと説いた。


「・・・分かりました、わざわざすまんなトワよ、帰ってよい」


 ベガが手を上げて執事が扉を開けて退出を促すので部屋から出る、そう言えばサクラとの約束が有った、少し時間が早いがとりあえず指定された場所に向かう事にした。


 指定されていた場所に向かう為に、城下町を歩いていると声を掛けられた、振り向くとそこには、チーチェとアルタがいてこちらに向かってきた。


「トワさんおはようございます、王都に着いたとき以来ですね」


「ようトワ、生きてたようだな」


「アルにぃ!?」


「冗談だよ、それよりユーラさんはどうしてるか分かるか?」


「アルにぃはちょっと黙ってて、トワさん今時間あります、私達今から朝食何ですけど、トワさんも朝食が未だなら一緒にどうですか?」


 そう言えば夜に軽く夜食を摂ってから何も食べていなかったな、約束の時間も余裕があるからいいか。


「ああ、そうだったな、朝食を食べるの忘れてたよ、邪魔じゃなければ構わないか?」


「邪魔だなんて、私は大歓迎ですよ、ほらアルにぃそんな顔しないで」


 正反対の態度を示す兄妹に苦笑しながら歩き出す。


「自分はほとんど城か教会にいたから、城下町を歩き回るのは初めてだから、あまり詳しくないから朝食の場所はチーチェに任せていいかい?」


「はい、お任せください」


 チーチェに付いていくとオープンスタイルのカフェに着いた、メニューを見てレジスターで注文して商品を受け取り、屋外の席に場所を取る。

 チーチェはクレープ生地にホットケーキとフルーツが添えてある物に紅茶を注文したようだ、アルタはデカめのバーガーに果汁の飲料を注文してすでにアルタは食べ始めている、自分はラムドックに珈琲を手に持って席につく。


「トワさんは今は何をなさっているですか?」


「城で厄介になりながらユリアナ教会でアリアナの護衛の仕事をしている」


 アリアナの護衛と聞いたアルタが行きなり喋り始める。


「アリアナちゃんの護衛と言うことはユーラさんも一緒か!?」


「アルにぃ汚ない」


 口に入っていた物が飛ぶと、チーチェが持っていた杖で制裁がアルタに飛ぶ。


「うごっ」


 アルタは杖が顔面に命中して、テーブルから吹き飛ばされる。


「ごめんなさいトワさん」


「いや、大丈夫だよ、むしろアルタは大丈夫か?」


「大丈夫ですよ、魔法使いのクセにアルにぃはやたらと打たれ強いので」


 妹のチーチェがそう言うのならば、大丈夫なのだろう、例え鼻血を出しながら倒れていても。


「そう言えば魔法ギルドで登録したんだったんだな」


「はい、魔法ギルドでランク上げ中です」


「ランク?」


「はい、各ギルドで少し呼び名は変わりますが魔法ギルドなら一番下から、プローモ・カッパー・ジルコニア・アイアン・コバルト・チタニウム・メルクーリオ・シルバー・ゴールド・プラチナの10段階で私達は入りたてなのでプローモランクです」


 不意に科学名称が現れるが、この星の科学レベルはそこまで高く無いので不思議に思った。


「いつかプラチナになって見せる」


 いつの間にか復活していたアルタが叫ぶと、チーチェに再度制裁をくらい撃沈する。


「もお~アルにぃ静にして、折角トワさんと朝食なのに」


「あ、いや、はい、ごめんなさい」


 そんな賑やかな朝食が終わり、約束の時間になりそうなのでチーチェとアルタと別れる。


「トワさんまた会いましょう、私達は魔法ギルドでクエストをしてるか、住宅街の家にいますから、会いに来てくれますか?」


「ああ、護衛任務が終わったら伺うよ」


「はい、お待ちしてますね、ではまた」


「トワ、ユーラさんによろしく言っておいてくれ、じゃあな」


 二人と別れ目的地に着くとサクラは既に待ち合わせの場所にいた。


「待たせたか?」


「いえ、私が早く来ていただけなので気にしないでください」


「それで話ってなんだ?」


 単刀直入に用言を聞く。

サクラは決心した顔で話しを始める。


「トワさん貴方、この星いえ、この世界の人間では無いでしょ?」

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