ガラス越しの夜
「死んだあたしは、あなたに恋している。死んでから気づいた、大馬鹿者だけどさ」
どこまでも、どこまでも。
まるで、御伽噺にでも出てきそうな、そんな夜。
そんな、ロマンチック過ぎて、胸焼けして、吐き気を催しそうな、夜の中。
彼は、あたしの死体を背負って、海を目指していた。
どこにでもある、恋の話。
どこにでもあった、死体の話。
そして。
幼馴染の二人が、最後に遊んだ夜の話。
どこまでも、どこまでも。
まるで、御伽噺にでも出てきそうな、そんな夜。
そんな、ロマンチック過ぎて、胸焼けして、吐き気を催しそうな、夜の中。
彼は、あたしの死体を背負って、海を目指していた。
どこにでもある、恋の話。
どこにでもあった、死体の話。
そして。
幼馴染の二人が、最後に遊んだ夜の話。
プロローグ
2014/06/26 06:00
(改)
第一話「いや、死体だから相変わらず冷たいし、無理なんだけどさ」
2014/06/26 06:00
(改)
第二話「もし、その願いが叶ったら、あたしはゾンビだ」
2014/06/27 06:00
第三話「その時、脳裏に過ったのは、死体遺棄の罪で手錠をかけられた彼の姿だった」
2014/06/28 06:00
第四話「それはまるで、病室でいやと言うほど読んでいたマンガやアニメのキャラクターみたいだ」
2014/06/29 06:00
第五話「繋いだ手の、火傷してしまいそうな程の熱は」
2014/06/30 06:00
(改)
第六話「何を言ってるんだ。もう死体のくせに」
2014/07/01 06:00
第七話「止まっている心臓が跳ねた気がした」
2014/07/02 06:00
第八話「ああ。あたしは、少女マンガは苦手だったんだけどなあ」
2014/07/03 06:00
第九話「ねえ」
2014/07/04 06:00
第十話「 」
2014/07/04 06:00