自傷少女と黒猫
包帯巻いて傷痕隠して
にじんでるのに何強がってるの?
誰も私のことなんて
気にもとめちゃいない
ないないや
あぁいっそ鋭利な刃物で
楽になれたらいいないいな
さびしんぼのつくしんぼで
自傷の言葉を呟いた
愛とかはいらないんだ
温もりだけがあればいいんだ
そうやって自分を傷つけて
満足そうに微笑んだ
大好き吐きそう
どうして涙がとまらないの
踏み切りの音がカンカン
心地よく聞こえてるから
黒猫さんやめて
そんな目で見つめないで
いたいたいないたいたいな
右目の痣がいたいたいな
いないないばぁいないないばぁ
誰も誰もいないないばぁ