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病弱な彼……(仮)  作者: Ban
第1章
2/8

始まりの章∞誕生



◇◇◇



XXXX年、1月1日。



冬の時期であり、空は白雲に覆われ雪が降り、

外は銀世界であった。




ミューズ王国、東の一端に領土を持つ貴族、

《バークレイ家》。




獣人や亜人の国、ハイガル国との境界のすぐ近くに屋敷があるバークレイ家は、“東の守り神”として有名だ。




そんなバークレイ家の屋敷の中は、この時期いつもなら新年を祝う『宴』が開かれているのだが、今は、不気味なくらい静まり返っていた。




バークレイ家に仕える

使用人達は、一階にある広いバルコニーで神に祈りを捧げていた。




「…神様。どうか……」






昼の刻を過ぎた頃。




「オギャア、オギャア」



一つの声が屋敷内に響き渡った。




「あぁ、神様!!」


「……ありがとうございます!」




一瞬にして活気が戻る。



しかし、次の瞬間。

再び静寂に包まれた。




……あの泣き声が、途切れてしまったのだ。




「医術師だ…、医術師を呼べ!!」




バークレイ家当主の焦った声がとぶ。




「あ、あなた。

赤ちゃんは?私の、私達の赤ちゃんはドコ?」




「大丈夫。大丈夫だ。

お前は心配せず、ゆっくりと休め。な?」













これは、弱くて脆い身体を持ってしまった彼が、バークレイ家次男として


頑張って頑張って、

頑張りまくって生きる話

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