闇夜にも光影はある。~午の月~
三十一回目に自分を買った女は、自国を滅ぼした国の重鎮でした――。
神によってつくられたと言われる異世界「内社」にて。
齢十四にして、売られた回数は二十九。奴婢として半生を生きてきた少女・鑭依。
運よく大商人の養女になれたものの、二年後、再び奴婢として売られることになってしまった。
そんなときに限って、突如始まった敵国の侵攻。
「私、まだ、死にたくないので」
鑭依の人生の指針は「安定かつ平和でやや長めの一生」である。
それを打つ壊していく人こそ、自国を滅ぼした(けど一応恩人の)美しき女主人・麗月。
これは、一人の少女と、少女とともに生きた人々の物語。
「カクヨム」「pixiv」にて同作品を投稿しています。
一 皓の雫。
全ての始まり
2023/03/17 15:57
一 人生とは分からないもの
2023/03/24 20:58
(改)
二 嫌な予感は結構当たる
2023/04/04 11:48
(改)
三 ごめん、算盤さん
2023/04/06 08:54
(改)
四 雲の上の御人、敏寧公主
2023/04/06 13:40
(改)
五 見える未来、明日は筋肉痛
2023/04/07 14:39
(改)
六 待てと言われて待つ奴はいない
2023/04/30 16:34
(改)
七 捨てられる効果音『ぽいっ』
2023/05/04 20:06
(改)
八 三十回あることは三十一回ある
2023/05/14 18:12
(改)
九 母と娘、そして赤い鼠
2023/05/28 22:27
(改)