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眠る少年トラン  作者: たみ
93/345

93 誰もいない道



僕は誰もいない道で山を登ってるんだ。


みんなはいろんな道を教えてくれるけど、

どこにあるかわからない。


何度聞いてもわからない。



僕もみんなと同じ道を歩きたい


けど、、、


僕にはその道が見えない。


どうしてだろう、、、

誰も教えてくれない。


みんなの道にはたくさんの仲間が

いるけど、


僕の道には誰もいない。



みんなの道には前を歩いている人がいて、

助けてくれる。



僕の道には助けてくれる人はいない。

困ったら僕が頑張るしかない。


どいやったら前に進めるのかな?

全然わからない。


でも確かに道が見えるんだ。

だから止まりたくない。


先に続く道はすごく楽しそうで、わくわくする。


進みたい。







ゆっくりだけど、かなり登ってきた。


結局ここまでは誰とも会わなかったな、


この道はやっぱり誰も通らないのかな?



、、、





あっ!


でも



かすかに誰か通ったあとがある!!


足跡だ!


だいぶ昔のあとだけど

、、




やった!

やった!


すごく嬉しい!



このまま進んだら会えるはずだ。

どんな人だろう。


今から楽しくなってきた。


会ったら何を話そう。

たくさんありすぎて困ったな。

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