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眠る少年トラン  作者: たみ
91/345

91 襲撃者!?

91 襲撃者!?


「動くな!!」


護衛騎士が取り囲む。



「貴様!!生きて王都から出れると思うなよ!!」


護衛騎士長が凄む。


、、、

。、





「全員動かないでください!!」


突然、姿を消していたベルグの声がする。


酒場から出てきていた。




「その男は非常に危険な人物です。」



派手に吹き飛んだが、

ベルグに目立った外傷はなかった。





「、、、

無傷か、、、」

襲撃者が呟く。




「この男を知ってるのですか!?」





「はい。

、、

この危険な男は

、、、


残念ながら

私の友人です。」


ベルグは剣をしまい。

手で顔を覆う。





「は!?」

護衛騎士たちはあっけに取られる。



「襲撃者がベルグ様のご友人?


どういう事でしょうか?」


混乱した状態がさらに混乱する。


現場は混沌としていた。



出口の見えない闇、、、。






「、、、これは演習です!!


最近、緊張感が緩んでいたので

友人に頼んで襲撃者のフリをしてもらったんです。」


ベルグはとにかく喋る。




「、、、

なるほど、、、


しかし酒場も半壊してますし、


あの打ち込み


とても演習とは思え、、、」


騎士長は空気を読めない。




「演習です!!

より実践に近いかたちにしたかったので、


僕もいつ襲撃されるか知らないようにしてたんですよ。

酒場や被害については後で弁償する予定でした。

一般人に被害が出ないよう吹き飛ぶ方向は考えていましたし、、、


必死のベルグ。



「しか、、」

納得できない騎士長だったが、


ベルグの優しい金色の瞳と目が合う。

、、



「そ、、

そういう演習なんですね


何か起こる。

護衛騎士たちは何かが起こた事に気づく。

空気を読む。



「なるほど!!」

「演習か!」


優しい騎士たち




、、

しかし




「演習?

なんの事だ!?」

襲撃者の男が口を開く




、、


沈黙が流れる。



騎士たちは家に帰りたかった。






「黙ろうか、、、トラン」

再び剣を抜くベルグ




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