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66 眠る少年 剣
66 眠る少年 剣
◆剣
「オレは、剣の振り方は自分で決める」
「私は教官の教えに従おうと思う。」
「僕は、、、」
、、、
「自分で考えた方が楽しそうだ。決まった道なんて楽しくない。進む方向は自分で決める。」
「私は失敗したくない。先が見えないなんて怖い。」
「僕は、、、強くなりたい。どんな方法でもいい。」
、、、
「失敗しないなんて無理だろ。むしろ失敗した方がいい。オレはそうやって強くなった。」
「でも私は、、みんなと同じようにしないと、、、。強くなれなんじゃないかって。」
「彼のいうように失敗しないようにはできない、、、
けど、一人で進むよりは多数の方が安定して強くなれると思う。」
「みんなと同じとか、違うとかどうでもいい。
好きなようにやりたい。」
「私には理解できない。」
「、、、。」