表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
眠る少年トラン  作者: たみ
52/345

52 抗争 収束

52 抗争 収束


トランは今回の抗争の首謀者としてギルド会議室に来ていた。


ギルド会議室には、ギルドからギルドマスターとアリサ、『赤獅子の牙』からは副クラン長のナハラサ、騎士団からは副団長ベルグが出席していた。



副団長ベルグがアリサやトラン、『赤獅子の牙』の冒険者から聴取った情報を元に、ことの顛末を話す。


「以上が私の知る全てです。」

「何か発言したい方はいますか?」


「いいですか?」

『赤獅子の牙』副クラン長のナハラサが発言を求める。


「ナハラサさん、どうぞ」




「クラン長ヤラクの言葉を代弁させていただきます。『今回の件、部下が不祥事を起こし申し訳ない。』と、、、」


「それから、トランさんと仲間の方には謝罪が遅くなり、申し訳ありません。このようなことが2度とないように努めさせていただきます。」

頭をさげるナハラサ。



「、、、」

目を瞑り何も言わないトラン


(トラン!まさか寝てる!?信じられない!まったく成長していない)と焦るベルグ


ベルグはトランの足を踏む。


「いっ!!」

トランが目を覚ます。



「トラン!ナハラサさんが謝罪してるよ。何か言うことはないの?」

ベルグの目が笑ってない。



「あ、、、」

トランはナハラサをじっと見る。


「、、、」


(こいつとんでもなく強いな、久しぶりにこんなヤツみたな、、、)



「終わったことはどうでもいい。」

「オレの仲間にもし、また何かあったら次はアンタをぶっ飛ばす。、、、


ってクラン長に伝えといてくれ。」



「トランさん!!」

アリサが怒る。




「ははは、まー、、、事態は収束したと言うことで、本件についての話し合いは終わりとします。


処分は騎士団の管轄ではないので、ギルドにお任せします。」




、、、



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ