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眠る少年トラン  作者: たみ
50/345

50 争いと終わり

50 争いと終わり


戦いは突然終わりを迎える。


「なかなか頑張った方だが、所詮はBランクどまりといったところか?」

ハヤキがトランの実力を測る。


「そろそろ決着をつけさせてもらう。」


ハヤキの剣がいきなり炎で燃え上がる。


「はっ!!」


トランに向け剣を振るった瞬間、剣から炎の柱が出る。

その炎はトランに直撃し、トランを炎で包む。


「でた!ハヤキ様の炎剣!!」

「決まったな。」

冒険者たちはハヤキの勝利を確信する。


「、、、」


「!!」

徐々に炎が消えていくことにハヤキは驚く。

炎が消えそこからトランの拳が飛び出す。


「ぐふっ」

トランの拳がハヤキの顔にめり込む。その衝撃で後方に飛ばされる。


「がはっ、、、ありえん」

血を吐きながら立ち上がり、トランにダメージがないことに驚くハヤキ。


「貴様どうやってオレの炎け・」

「ぐはっ」

ハヤキが何かを言い終える前に、またトランの拳がハヤキの顔にめり込む。


「なぜだ!!」

「がはっ」

トランの拳が襲う。



「Bランクごときに・」

「がっ」

また、拳が今度はハヤキの腹に、


「がはっ」

また


「ぐはっ」

また


「きゃっ」

また



トランは延々と殴り続ける。





「オレが悪かった!!許してくれ!」




「望みならはなんでも叶えてやる!」

「金か?」

「それともオレの直属の部下はどうだ?」



トランは無表情でハヤキに近づいていく。



「あああ」



「わかった!クラン長に頼んで幹部にしてやる!喜べ!

一生遊んで暮らせるぞ、」


しかし、、

トランの歩みは止まらない。



「や、、やめろ




「あ、あ、やめろ!くるな!くるなぁぁあー!

ギャアアー〜〜ああーアあア!」



トランに恐怖し奇声を上げるハヤキ。



構わず拳を振り上げ殴ろうとするトラン。



とその時






「トラン。そのぐらいでいいんじゃない。」


トランを止める声がする。


やっと50です!!!


ありがとうございます!


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