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眠る少年トラン  作者: たみ
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47 騎士団

47 騎士団


アリサの話しを聞き終える騎士団副団長。


「なるほど、話しはわかりました。」

優しく微笑む騎士


「じゃ助けていただけるんですね!」

表情が明るくなるアリサ



「争いの仲裁に入りましょう。」

「街の治安維持は騎士の仕事ですので。」



「ありがとうございます!」

再び涙を流すアリサ



「副団長様!時間がありません!」

「『赤獅子の牙』に急いで向かいましょう!トランさんが心配です。」

「戦いが始まってるかもしれません!」



「、、、」



「アリサさん心配しないでも大丈夫だと思いますよ。」

笑顔で答える騎士



「どういうことですか?」

理解できないアリサ




「強いですよ。トランは。」



最強の男が動きだす。

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