表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
眠る少年トラン  作者: たみ
37/345

37 アルトール騎士学校 卒業

37 アルトール騎士学校 卒業


アルトール騎士学校での4年間はあっという間に終わり、トラン達は卒業式を迎えていた。


クラスメイト達は卒業式に参加していた。





トランは、、、





トランは寮の中庭で寝ていた。



「やあトラン」


「、、、ん?」


「あっ、、、」

「何してんだ?ベルグ」



「それはこっちのセリフだよ。」

「卒業式は出ないのかい?」

「スタイとパルが探してたよ」





「出るつもりだったんだけど、

寝てしまった、、、」


「ははは、出るつもりはあったんだ。」


「お前オレをなんだと思ってんだ。」

怒るトラン


「ごめん、ごめん」




「お前は出なくていいのか?」





「、、、いいよ。」




、、、

、、、、



「トランは卒業したら冒険者だよね?」


冒険者とは魔物の討伐、鉱石や薬草などの採取をし、その報酬で生活する。

強力な魔物の素材や貴重な鉱石は高値で取引されており、一攫千金を狙って冒険者になるものは多い。


「ああ、そうだ。」

「冒険者登録はもうしてるけどな。」

 


「そうなんだね。

騎士にはならないと思ってたけど、、、」



「オレが王都の治安維持なんて興味あると思うか?」



「ははは、確かに。

むしろ治安を乱す側だね。」



「間違ってないのがムカつく。」

怒るトラン。



、、、


「冒険者になって何をするつもりなの?」

ベルグは疑問を聞く。


「竜だ!」


「えっ?」


「オレは竜が見てみたい。」


「竜って、あの伝説の?」


「そうだ!」



「、、、」


「ははは、トランは想像の遥か上をいくね。」



「、、、」



「竜ってほんとにいるの?」



「分からん。だが会ってみたい。」





「会ってどうするの?」




「竜に聞きたいことがあるんだ。

竜は世界ができる前から生きてるらしいからな。なんでも知ってるらしいぞ!」

トランは嬉しそうにいう。


「壮大な夢だね。」


「いいだろ。」


、、、、


「お前はどうするんだ?」


「僕は最強の剣士になりたいんだ」


「へぇー、もう最強じゃねーの?」



「僕より強い人はたくさんいるよ」


「それは恐ろしいな。」




「とりあえず騎士団に入って1番になるよ」




「余裕だなー」

トランは笑いながらベルグをみる。





「、、、トラン、僕たちまた会えるかな?」




「当たり前だ。」

トランは真っ直ぐ答える。



「お前には一回も勝ってないからな。

今度会った時が貴様が負ける時だ!」



「ははは、楽しみに待ってるよ。」







卒業後、それぞれの道を歩き出す。


トランは冒険者。

ベルグは騎士団。




、、、、



2人の道がまた交わる時が来るのか。

アルトール騎士学校編 完結です。


トランの冒険をここで終わらせるか、

冒険者編を書くか迷ってます。


しばらく考えます。m(_ _)m

コメントいただけたら嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ