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345 悪魔の苦労
「オレは"勇者の封域"の事
だいぶ前から知ってたからな
万全の準備をしてきている
ははは」
トランはいたずらに笑う
「万全?」
ベルグとアレフは首を傾げる。
そしてアラグ
ベルグは何を準備してきたんだと、、
身構える
「ああ、かなり苦労したぜ
なんとしても入ろうと
魔法や魔道具をいろいろ研究したな
昔の本とか」
「、、、」
トランの話しを真剣に聞く3人
、
「いろいろ調べた結果!
勇者以外も入れる可能性を見つけてしまった!
」
カッコつけて叫ぶトラン
、
呆れるベルグ
反応に困るアレフ
、
「おぉー!」
感動しているアラグ
「しかし!
途中で、
この作戦には、、
勇者の存在が不可欠だとわかり
半ば諦めてたんだが、、、
ふっふっふっ
見つけてしまったんだ
鍵(勇者)を」
アラグを見てニヤりと笑うトラン
「えっ!アラグと出会う前から計画されてたの!」
「ああ
そうだ」
普通に答えるトラン
「、、そんな前から
このんな緻密な計画立ててだんだね
何としても王城に入ろうとした
謎の情熱がわかった気がするよ、、」
「ありがとう」
「いや!
褒めてないから!」
いつもありがとうございます!
しばらくおやすみします。
すみません。




