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330 『ダルグの日記』2
「なんか…
本物っぽいね
その日記」
ベルグは真剣に日記を見つめる。
「はは
だろ?
偽物だったとしても
この魔力は普通じゃないからな」
「たしかに
で
その日記っと王城と
何が関係してるの?」
確信に迫るベルグ
「ああ、そこな
日記の内容によると
、
、
王城の地下には『勇者の封域』って空間がある」
「勇者の封域?」
トランの言葉に少し驚くベルグ
「ああ
そこはかなり面白い空間らしい
俺はそこに入りたい」
楽しいそうに笑うトラン
「なんか…
トランが好きそうな感じだね」
呆れるベルグ
「だろ」
ニヤっと笑う
「それにしても
『勇者の封域』なんて初めてきいたよ」
「ああ
俺もだ。
この日記
ほかにもいろいろ面白い情報あってな
サーネの魔族の情報とか
他にもいろいろ
だから信頼できそうだろ?」
「えっ!?
あの情報の出所って
『ダルグの日記』からなんだ!!」
驚くベルグ
情報が繋がっいく




