表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
眠る少年トラン  作者: たみ
308/345

308第二王子の守り






「オレがやる」

トランが笑う



第二王子の護衛をトランがやるといい出した。

何を考えているんだ、、と

クラン「箱」は混乱する






「いや無理だから!」




「なんでだよ!

困ってんだろ?助けてやるよ」

嬉しそうに笑うトラン



「絶対ダメ!王族だよ!?王族!」



「知ってるよ」

普通に答えるトラ




「知ってるよじゃないよ!

何考えてんの!?」




「オレだったら気配察知もあるし

戦闘も大多数も暗殺も全部対応できるぞ!

あと魔物も、ははは」

トランは笑う



「、、、」

一瞬考えるベルグであったが、、



「、、

いやいやダメダメ

君みたいな危険人間を

王族に近づかせない護衛だから」




「うるせ

やらせろ」

何故か王子護衛をやりたがる危険人間




断固拒否のベルグ




「それに!トランは知らないと思うけど、

王族護衛は特別なんだよ!

普通の貴族護衛とは違うだ!」




「何が違うんだよ」





「王族護衛は誰でもつける任務じゃない!

資格がいるんだ!

限られた者しかできない。」




「適当な事いうなよ!

どんな資格だよ」

食い下がるトラン







「適当じゃないから!

騎士の中でも一握り

『アルトール騎士学校』って言う超名門校で

訓練を積んだ者しかなれないんだ!!」


ベルグは言い放つ、、



「、、」

沈黙するトラン


「、、」


そしてベルグは言い終えたあとで気づく




「、、」


見守るクラン「箱」





「ベルグ、

、、


オレ、アルトールだぞ」

不気味に笑うトラン





「、、、

そうだったね」

頭を抱えるベルグ






◆アルトール騎士学校について


アルトール騎士学校は、王国騎士団への入隊を目指す者たちのための名門校である。

なかでも特別なのは、王族守護部隊への入隊が許されている、王国で唯一の騎士学校だという点だ。


王国騎士団は、次の4つの部隊で構成されている:

•攻撃部隊

•王国守護部隊

•治安維持部隊

•王族守護部隊


「騎士学校」という名前ではあるが、剣術だけを学ぶわけではない。

魔法学も重視されており、卒業後に王宮魔術師団へ進む生徒も少なくない。



入試について


アルトール騎士学校の入試倍率は20倍。

数ある騎士学校の中でも、最も入学が難しいと言われている。


入試は3つの試験で構成される:

1.実技試験(剣・槍・弓・魔法のいずれか)

2.筆記試験(魔法学・数学・王国歴史・語学)

3.面接試験


なお、筆記や面接よりも、実技に優れた者を優遇する傾向がある。




トランとベルグの母校


2人はアルトール騎士学校で出会った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ