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眠る少年トラン  作者: たみ
305/345

305 戦いと終わり




風が吹いていた。


粉塵と、焼けた匂いと、崩れかけた建物の破片を運びながら。


静まり返った王都の中心――

その景色を、二人は静かに見つめている。


騎士ベルグ

冒険者トラン



瓦礫と化した通り。

崩れた塔。

焦げついた石畳。


そこにかつてあったのは、美しく整備された王都。

白い石造りの建物に、青い屋根。清らかな噴水、色とりどりの旗、そして人々の笑顔。


王都は、、、







「、、」







声が響く







「アニキ!」

魔物に対応していたアルホたちが合流する。




アルホたちを


見たトラン




いきなり





「よし!ズラかるぞ」

トランが慌ただしく支持を出す




「えっ!」

「!?」

混乱するクラン箱





「ベルグ!

オレは隠れる!」





ベルグは一瞬考え

、、



「、、了解」

トランの意図を察する





「僕一人で戦ったって事でいい?」

ベルグが優しく聞く




「はは

そういう事でよろしく」

嬉しそうに笑うトラン



トランはミキーラマスクを被り直す






「なるほど、、」

消えそうな声で呟くアルホ

トランの意図に気づく




「が!?」

何もわからないバルカ



「ん!?」

同じく何もわからないアラグ




トランは消えた。

いつもありがとうございます


火が届きますように

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