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眠る少年トラン  作者: たみ
302/345

302 雷と金と紅




「ははは」

笑うベルグ


「こっからが

、、本番ってか」

トランはベルグに支えられてなんとか起きる




雷の化身


雷を纏い

神々しく金色の光を放つ

古代種


先程までとは存在感がまるで違う



トランとベルグがつけた傷は全てなくなり

金色に輝く瞳がのぞく





「、、

さっきまで全然

本気じゃなかったみたいだね

だって、、」

ベルグが口を開く




「いうな

わかる」

聞きたくないとトラン

トランにはわかっていた



「、、、」




その時




「「!!!」」



古代種の金色の瞳がベルグを捉える

古代種の光は増していき



「おい!

ベルグ!」

トランは異変に気づく




「えっ」

混乱するベルグ



ベルグが古代種と同じ光に包まれていく



古代種の光と


共鳴するように


強くなって


いく



ベルグの光





「どういうこと?」

古代種とベルグを交互に見て

首を傾げる


緊張感のないトラン





だった










◆王都から遥か遠くの魔の山


『魔界の門』




巨大な青い亀と話す


美しい女性



「、、、」



「トランとザルヤが一緒にいるみたいだね」



「、、、」




「トランは元気そうだよ」



「、、、」




「そう」




「、、、」




「久しぶりに会いたい?」




「、、、」




「ははは」




「、、、」





「ザルヤは見つけたみたいだね」




「、、、」





「トランは、、、」





◆◆






その後、





戦いは激化すると思われたが







古代種は巨大な落雷を王都に落とし姿を消す

多くの謎を残し



多くの破壊を残し




古代種との戦いは終わった

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― 新着の感想 ―
まさか古代種の正体は…。
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