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眠る少年トラン  作者: たみ
300/345

300 硬直と



硬直状態が続く



ベルグの『魔剣』


トランの『竜の炎』


という切り札を使い着実にダメージを蓄積していたが、、、


致命打には程遠かった





今までにない全力状態の継続


ベルグの体は

悲鳴を上げ、、、



そして

トランは



「、、

、」


いつになく眠そうなトラン






「大丈夫?」

ベルグは気づいていた

トランも限界だ

あそこまでバカげた威力の魔法

『竜の炎』が無尽蔵に使えるわけがない





「お前こそ」

覇気のないトラン

視界がぼやけ始める






「このままじゃ、、」




「俺たちの負けだな」




「、、、」





「ベルグ、、

このまま長引かせても意味がない」



「うん」

ベルグは何かを察するが

今の状態のトランに何ができるんだ

もうほとんど残っていないはず


だがベルグは信じる







「次の一撃に全てをかけるぞ」





「トランに合わせるよ

全部開放する」


ベルグは自分の『枷』を外していく


壊さぬように


壊さぬように


剣を


人を


国を


そして己を




全て



ベルグの魔眼は金色に輝く






「はっ」

その光景を横で見守るトランは

笑ってしまう


それほどに今のベルグは、、





トランはカバンから木の実のようなものを出し

口に入れる


その瞬間


トランの魔力が急激に上昇していく



「、、、」

ベルグはその様子を見て

なるほどと納得する



トランの食べた木の実は『神樹の実』


エルフしかその場所を知らないとされている

伝説のアイテム


なぜトランが持っているかは不明だが、、、



、、


そして




戦いは終わりに向かう




いつもありがとうございます。

感謝です。


遅れていてすみません。

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