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眠る少年トラン  作者: たみ
295/345

295 全開



ドーン!!



ドーン!!




どどーーン!!





走るベルグ


ベルグは雷を回避しながら走り抜ける



ベルグを追う古代種



「トラーン!!

国民の避難完了したから!!

もう大丈夫!!」

ベルグは叫ぶ




「おっしゃ!!」

トラン

ベルグの合図とともに

力を解放する





「!!」

ベルグはトランの魔力の変化に気づく

今までと魔力の質が違う



(この魔力

あの時の魔力に似てる)


トランの破壊魔法




トランの魔力は燃え上がる

破壊の業火は

凝縮していく



トランの無くなった右腕に


業火は凝縮していく



そして


腕として形をなす業火





「右腕!ふっかーつ!!」


トランはまた謎ポーズをきめる




「、、、」

注目した事を後悔するベルグ




「どうだベルグ!

やっぱ右腕あるとカッコいいだろ!!

じゃん!

ミキーラファイヤァぁーー!!」

嬉しそうなトラン


謎ポーズをきめる


トラン・ミキーラファイヤー誕生である


「、、、」

言葉を失うベルグだが、、、



ある事に気づく



古代種がトラン・ミキーラファイヤーを警戒している



ベルグしか見ていなかた古代種が


初めてトランをその目で捉える




「くっくっくっ

やっぱりな」

ニヤリとトラン



(やっぱり?、、)

ベルグは思う



トランの姿が消える


、、




一瞬にして古代種に接近するトラン




「ミキーラファイヤー!!」

トランは業火の腕を振り下ろす




どど

とぐがごーんーーおおー、ー!!



古代種がいた場所

周りの建物もろとも爆炎に包まれ吹き飛ぶ




「へ?」

ベルグは、、、


(何あの威力、、、

、、コワ)







「ベルグ!!


かわされた!そっち行ったぞ!!」






「、、

了解」

ベルグは一瞬で集中状態に入る



全開


全開


全開



全開!


全てを解き放つ



この時のために、、



全て


全て




ベルグは魔剣に手をかける





ベルグの金色の魔眼は古代種を捉える




「ふっ」

全力で剣を振るベルグ





金属音のような高い音がトランに届く




空間が歪み




時空が切れる









トランは思う


(ベルグは怒らせないようにしよう)

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