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291帝国の剣士と獅子
ここは
帝国領、
、
、
、
「王国に古代種が出たらしいよ」
1人の剣士
「!
またか?」
、、
「2回目だね」
、
、
「どいつだ」
「前回と同じく
ザルヤだと思うよ
王都に巨大な落雷が見えたらしいから」
「がはは
ザルヤ、、、
何を考えている」
「、、、
何か
あるのかな?」
「、、、」
考える獅子
剣士が口を開く
「まさか
、
、
『王』の器がいるのかもね?
王都に」
「、、
、
『王』の器など
そうおらん
お前もわかっているだろう」
少し反応する獅子
「そうだね
ここ150年ぐらい現れてないもんね」
「ああ」
「でも
期待しちゃうんだよ」
「何がだ」
「王都にはトラン君がいるから」
「お前、、
トランが
『王』の器だとでも?」
「だったら
面白いでしょ?」
「がははは
面白いな」
「、、」
「ザルヤは特別だ」
「確かに
ザルヤだけは役割がわからないね
、、
いやまだ他にもいるか
、、、」
剣士は何かを考える
「
、
、
。、
何をするつもりだ、
、
雷帝ザルヤ」
不敵に笑う獅子