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眠る少年トラン  作者: たみ
290/345

290ネタバレ作戦



走るトラン



王都の建物の屋根を


次々と渡り走って行くトラン



先程まで晴れていた天気は厚い雲に覆わら


雨が降り出す







その時


王立図書館の方角から落雷が見える




「はは

わかりやすいな


まさか

誘ってんのか」






速度を上げようすとるトランだが


寸前でとどまる。





トランに猛スピードで接近する何がいた。





トランはそれを感じとる








「お!ベルグ

はやいな

追いつくの」





「はぁはぁ」

息の上がっているベルグ



「はは

息上がってるぞ」




「トランはやすぎ

追いつけないかと思ったよ」


騎士団に報告を終え直ぐに駆けつけたベルグ





「騎士団は大丈夫なのか?」





「この時のために訓練してたからね

少ない指示で全て動くよ

それに僕の役目は古代種だから」




「さすが騎士団」






「それと

トランとは情報共有したくて」




「情報共有?」



「古代種の事

あんまり話してなかったから」



「ネタばれは

楽しみ減るけどな

ははは」



「いやいや!

そんな呑気な事言う相手じゃないから!」

ベルグがあきれて怒る


だがトランと喋ることで

自分の硬さが和らいでいる事を感じるベルグ


心の中で感謝する




「かはは」




「とにかく

要注意は落雷


予備動作なしで

的確にこっちを狙ってくる

当たったらそこで終わりと思って」



「反則だな

それ」




「速度は速いなんてものじゃないね

雷だから


発動後じゃ避けれない、

、、」



「気配で避けろってことね」




「話しが早くて助かる!


攻撃の気配を感じれる人じゃないと

話しにならないから」




「あんまりいないからな

気配操作うまいやつ」




「あんまりじゃなくて

いないから!!」

ベルグがあきれて言う




「他には?」





「後は魔物には直接攻撃は避けた方がいい

硬くて剣は通らないから


後、古代種は雷を体に帯びてて不用意に近くと

ダメージになるから気をつけて」




「やっかいすぎるな

オレは魔法に専念するか」



「それがいいと思うよ」




「ベルグ

前渡した剣持ってきた?

えっとなんだったっけ、、、」

トランが頭に手を当てて考える



「『魔剣トランスペシャル』だから!

君が名前忘れたら絶対ダメでしょ!!

いつも持ってるよ!」


ベルグはトランに剣を見せる




「ははは

そうだった」

愉快に笑うトラン




「忘れるんだったら

名前変えてよ!」



「それはダメだ!!」

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