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眠る少年トラン  作者: たみ
286/345

286 第二王子




ベルグは思う


剣筋は誤魔化せないと



どんなに才能があろうと


どんなに力があろうと


特別な能力があろうと



剣筋だけは誤魔化せない




王子の剣をベルグは感じとる



これまで積み上げた剣を


小さい手の少年が


一所懸命に振ってきた剣を



それも

少年は王族だ


やらなければいけない事は山のようにある

、、




「王子、、

差し出がましいようですが、、


こんを詰めすぎでは」




「うっ

いや、、」

全てを見透かされたような

ベルグの金色の瞳




「王子が

倒れては大変です」






「私には、、、


何もありません」




「そんなことは決して」

力強くベルグは



「、、

私にはまだ

何もないのです。


兄様のような才もない


ベルグ様のような剣も


自分がどのようにして王国のために

尽くせばいいかわからないのです、、、」




「、、、

気づいてないだけです


アレフ王子は

たくさんの物を持っています」

真っ直ぐ王子を見るベルグ




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