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眠る少年トラン  作者: たみ
282/345

282騎士学生時代5 ヤリーク火山監獄 脱出計画

282騎士学生時代5 ヤリーク火山監獄 脱出計画



「でも外に出るっていうけど

結界どうするの?」

ベルグが聞く



「あれは対魔物用だからな

普通に通れる」



「でも通過したら教官にはバレるでしょ?」

ベルグが確認する


ベルグとトランの話しを

興味深く聞くパルとスタイ



「さすがベルグ

わかってんだな」



「まぁいろいろ勉強してるからね」



「さすがは自称・・」

トラン


「もう!いいからそれ!

で!どうするの!!」

トランの言葉を遮るベルグ




「『終わり』は見つけたからな大丈夫だ」




「『終わり』?何それ」



「そのまんまだ結界の終わりだ

『終わり』には結界の機能はあるが

通過物の認識機能はない」




「えっ!」

「!」


「えっ!それホント!」

全員が驚く




「ああ

事実だ

オレはその方法で

いろんな結界を追加してるからな


バレた事はない」




「「「、、、」」」

全員が沈黙する


トランは何のために


そしてどこの結界を追加したのだろう、、、






「よくここの

結界の終わり見つけられたね」

パルが話す



「確かに一日中訓練でそんな

暇なかったような、、、


あっ!!」


ベルグが何かを思い出す





「、、」

ベルグを見て意味深な笑みを浮かべるトラン




「魔法訓練の時か!?」

ベルグが思い出す

明らかにトランの様子がおかしかった


「はは

よくわかったな」




「えっ?」

「?」

混乱する




「2人とも思い出して!

いつになくトランが真面目に訓練してた日があったでしょ!!

アルトールのみんながざわついてたやつ!!」




「あっ!確かに

あの日か!」



「あっ!そういえば」






「魔法飛距離テストの遠射で

結界に当ててたやつだ


あー

そういう事だったのか、、、」




「魔法得意なニハリールの学生

びっくりしてたね」



「びっくりどころか

光線みたいに飛んでくファイヤ見て

ドン引きしてたよ


なんだあれは!って」



「ははは

確かに

あれは笑った」

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