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眠る少年トラン  作者: たみ
273/345

273 五大クラン『緑竜』




「アルホさんかバルカさん

いますか!」

慌てるアリサがクラン『箱』の拠点に現れる




「バルカは採取に行ってます

自分ならいますよ」

アルホが顔をだす




アリサの横に


見た事のある冒険者が、、、




「あっ!

ヤマさん!」




「アルホくん!

久しぶりだ!

あの時は本当に世話になった

今日は力になりたいと思って来たんだ!」


アルホとバルカが助けた


五大クラン『緑竜』のヤマが現れた










部屋を移動し



トランも合流する




ヤマが切り出す


「どういう状況なんだ?」



「自分達の故郷で疫病が発生していて、、

薬に使う薬草が大量に必要なんです

事情を

アルホが説明する



「王都冒険者の協力で今500人分ぐらいまでは集まったが、、

あと5日、よくて2000人分がいいところだ」

トランが追加で説明する



「状況はわかった、、、

人手がいるんだな」

真剣な表情のヤマ



「なんとかできそうなのか?」

トラン




「オレはこれでも

五大クランだ


人手が出せるように

幹部に直談判してくる」




「助かる!」

「ありがとうございます!」

頭を下げるトランとアルホ




「当たり前だろ!

クラン『箱』が無けりゃ

俺は今頃あの世だ

ははは」

ヤマは笑う




期限は刻々とせまる










次の日

また五大クラン『緑竜』のヤマが現れる



その表情は、、、


信じられないような


顔色は白く


明らかに様子がおかしいい





「ヤマさん


「、、、」


ヤマの様子がおかしい事に戸惑うアルホ



「あ

アルホくん

トラン殿、、」

様子のおかしなヤマ

幽霊でもみたような



「人手の件、どうでしたか?」


恐る恐る聞くアルホ




「人手は出してもらえそうなんだが、、

、、」



「ホントですか!

ありがとうございます!」

喜ぶアルホ



「何か問題でも起こったのか?」

ヤマの様子がおかしい事に

問いかけるトラン




「いや、、

問題ではないだが

いや、

ある意味大問題か、、






「ん?」





「信じられないだが、、


ミーゼ様が

トラン殿に会いたいと」






「ミーゼ様?」



「??」






「ミーゼ様は、、、


オレらの

、、

『緑竜』のクラン長だ



伝説の冒険者

冒険七王に名を連ねるお方だ」



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