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眠る少年トラン  作者: たみ
272/345

272パルの贅沢な時間




パルは朝目が覚めると


簡単な身支度をし学校に向かう。




学校に向かう途中にある


パン屋



パルはいつもそのパン屋で朝食を食べ学校に向かう。

パン屋にはテーブルが置いてあり、

そこで食べれるようになっている




パルがパン屋に入ると



「いらっしゃいませ

おはようございます」

パン屋のおばさんが笑顔でパルを迎える



「おはようございます」

笑顔で答えるパル


パルはこの時のおばさんの笑顔が好きだった


どんな日も笑顔なおばさん


学校に行くのが気乗りしない日も


おばさんの笑顔をみると


少し足が軽くなる


パルは思う

やはり女性は偉大だなと



テーブルに座り空を見上げるパル


注文をしてないのに


テーブルには

パンと暖かい飲み物が届く


「お待たせしました」



「いつもありがとうございます」

パルがお礼を言う


お代をを渡す


「いえいえ」

おばさん



パルの食べるものはいつも同じだ。


だからパルが来た時点で


用意が始まるようになっている




パルの贅沢な時間


暖かい飲み物を飲み

パンを食べながら

空を流れる雲をみる



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