271アリサの考え
「一週間以内に5000人分の薬草となると
少なくとも200人以上の冒険者の協力がいります。」
「厳しいな、、、」
「、、、」
「私が担当している冒険者は
現在30人います。
とにかく全員に協力をお願いしてみます。」
「アリサ
助かる」
「全員協力してくれたとしても全然足りないので
、、、
トランさん依頼書を書いてください」
「依頼書?」
「はい
ギルドで
採取依頼を張り出します!」
「集まるのか?
薬草採取は人気がないの
知ってるだろ
冒険者初級の依頼だぞ?」
採取依頼には
Cランク
Bランク冒険者は見向きもしない
「大丈夫です!
きっと集まります!」
「ん?」
「クラン『箱』トランさんが書く
依頼書に意味があるんです!」
考えるトランだが、
「、
、
よくわからんが
わかった
依頼書を書く」
「はい!
任せてください」
、、
、
、
◆採取依頼書 掲載
「なんだあれ」
「なんで採取依頼に
冒険者が群がってんだ」
「クラン『箱』の依頼書らしい
薬草が緊急でいるらしい」
「それホントか!!」
慌てる冒険者
「どうした急に」
「オレはクラン『箱』のトランさんに
助けられた事があるんだ!
よし
その依頼受けるゾ!
」
「オレは
バルカさんに危険エリアから
助けてもらった
」
「自分はアルホさんに・・」
「私は・・」
、
、
、
「おいヤマ!」
「クラン『箱』が緊急で依頼書出してるぞ!」
「ホントか!」
「ああ!
今、王都ギルドで話題になってる!」
「内容はなんなんだ!?」
「薬草の採取依頼だ
大量に必要らしい」
「おいヤマどこいくんだ」