26 進化
26 進化
「オレたちが何に進化したかわからないのか?」
「それがその方法は載ってないんだ。」
「、、、」
「お前は剣人ぽいな。」
「確かにそうだね。トランは魔法得意だけど、賢人ではない気がする。」
「お前馬鹿にしてるだろ!!」
「だってトランもそう思うでしょ!」
「確かに、、、賢人はないな」
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◆人族の進化について
通常種 : 人
上位種 : 剣人、賢人、聖人、戦人、拳人
幻種 : 勇者、賢者、聖者
「なーベルグ。さっきの紙(鑑定紙)にオレ達の血垂らしたらわかんないかな。」
「人を鑑定できるなんて聞いたことないよ!」
「進化してたらオレたち人じゃないし、できるかもよ。」
トランは面白そうに言う。
「トラン面白そうだから言ってるだけでしょ。」
「もうないのかあの紙?」
「あるよ。ちょうど二枚!」
「おー!できるじゃん!」
「鑑定紙はすごく高いだよ。そんな遊びで使うものじゃないんだ。」
ベルグは渋る。
「よしやろう!お前のだしお前からやれよ。」
トランはベルグの話を全く聞かない。
「はぁ〜、、、。もういいよ。やるよ!」
「よっ!天才!」
「うるさい!!!」
、、、、
、、、
ベルグは指先を小さく切り血を鑑定紙に垂らす。