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眠る少年トラン  作者: たみ
259/345

259 『遊話』姿勢



「、、、」

拠点で肉を焼くトラン


炎魔法を絶妙にコントロールし肉を焼き上げる。

トランの焼く肉は美味しい

トランはいつになく真剣な表情


「、、、」

「、、、」

それを楽しみに待つクラン「箱」のメンバー達


食器、食事の準備するアルホとアラグ


ベルグは野菜を切っている


よだれを垂らすだけのバルカ


クラン「箱」の食事は

役割りが決まっているのだ



「、、、」





「よし!

できたぞ」



「やったー!!」

喜ぶバルカ


「バルカ!

ちゃんと座って!」

アルホ


「バルカさん

はい!」

アラグがバルカにフォークを渡す


「ありがとうなのだ!!」

バルカはとてもうれしそう


バルカはみんなでご飯を食べるのが好きだ。



「、、、」

ベルグがトランを見る



「なんだ?」



「いや

トランって普段テキトーなのに

魔法の時は姿勢きれいだなと思って」

ベルグは肉を焼き上げるトランの

姿勢に感心していた。




「は?」



「いや、剣を長くやってる人でも

なかなか

きれいな姿勢できないから」



「まぁお前にははあんま関係ないが、

姿勢で魔法は変わるぞ」



「!!」



「えっ!ホント!

って

なんで僕には関係ないの?」

驚くベルグ

そんな事初めて聞いたベルグ


もちろん騎士学校でも教えていない内容だ

アラグも驚いている。



「お前はもともと魔法の姿勢がいい


それにオレが教えなくても

お前は本能的にわかってる」



「全然使ってる意識ないよ」



「これだから自称天才は困るぜ」



「そこは天才でいいじゃん!」




「うわっ!

ついに自分でいい初めやがった!」



「うるさいなー!もー!

そんなことより

それ大発見だよ!!

なんで知られてないだろ?」

ベルグは疑問に思う





「学校でおそわる簡単な魔法には

あんま関係ないからな

細かいコントロールいらないし


もっと難しい魔法じゃないと実感できない」



「騎士学校で教わる魔法は

世間的にはかなり高度な魔法だから!!


トラン基準で考えないでよ!」



「さすがアニキ!!」

「さすがトランさん!!」

アラグも魔法には苦戦していた

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