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眠る少年トラン  作者: たみ
258/345

258 仲間




アルホは北部を後にする



「ハサクさん!

ラマさん!」



2人が北部拠点の出口まで見送りに来ていた




「まさか、ベルグ様と知り合いだとはな

驚いたぞ

お前何者なんだ?」

ハサクが笑う



「ホントに!!

アルホさんの剣筋

見たことあると思ってたんですよ!」

同意するラマ




「いやー、、、

その事はちょっと言えない

事情があってですね」




「ははは

冗談だ!

今更聞かねーよ!

お前が普通じゃないのは

いやというほどわかってる」



「うんうん

同感です!」

頷くラマ










「あの、、、」

アルホが下を向く




「なんだ?」

「?」





アルホは2人を真剣な表情で見つめる




「2人が戻って来てくれた時、、

凄く

、、


ホントに、、、

嬉しかったです

ありがとうございました!!

アルホは2人に深く頭を下げる



アルホには理解できなかった


騎士ではない

冒険者の自分のために


何故2人が危険を犯してまで

助けに来てくれたのか


、、





「バカ!

当たり前だろ

お前は『白1』の仲間だ」

ハサク



「はい!

アルホさんは『白1』の

班長補佐ですから

当然です」






「あ

あり、がとう、

ございます」


目元を擦るアルホ



アルホの頭を撫でるハサク


横で微笑むラマ










ハサクとラマ


アルホが見えなくなるまで手を振った




「、、、」



「、、、」



2人はアルホとの日々を思い出す




「なぁ

ラマ」



「なんですか?」




「冒険者って

かっこいいな」




「はい!

アルホさんの仲間が

羨ましいと思ってしまいました!」




「ははは

そうだな」

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