238 教えてアルホ先生 戦い方
「自分は
ソロの時はだいたいこんな感じで
討伐してますね。」
「、?、」
「見えませんでした、、、」
「ダークオーガ
ってB級上位じゃ、、」
「、、、」
B級上位を瞬殺するアルホ
「えっと、、、」
状況を把握するアルホ
「ははは
さっきのは
気配を消して魔物の認識の外から攻撃したんですが、、、」
「気配を消す?、、、」
「認識の外?」
、、
「え〜っと
自分もクラン長からから教えてもらったんですが、気配を消すのと高速移動をタイミングよくやるんですよ
そうすると消えたように見えるんです
タイミングがなかなか難しいんが」
「、、、」
余計に
混乱する『白1』
冷静な騎士が1人
「アルホ殿
今の戦い方は我々騎士に真似できる物なの
か?」
班長ナル
「ナルさんは余裕でできると思いますが、
今のは参考程度で真似してほしいわけではないんです。」
「、、」
「冒険者はこれといって決まった戦い方がないんです。持っている能力を全面に出して戦います。
自分みたいに急所だけ狙うタイプもいれば、
何も考えずに全力でブッパなして、
粉々にするタイプもいます。
ホント困るんですよ!!まったく!!
何がバルカキャノンだ!!
素材取れないじゃないか!!って、、、
あっ!
」
我に帰るアルホ
「えっと、、
だからですね!ここ数日同行してて思ったんですが、、
冒険者の戦い方を騎士団がそのまま真似しても上手くいかないと思うんです。
騎士団はソロで活動することとかないと思いますし、、、」
「、、、」
考える騎士達
「アルホ殿の言う通りだな。
騎士だからできる戦い方があると」
納得する班長ナル
「そのとうりです!!」
笑顔のアルホ
騎士達は
冒険者アルホに対する気持ちが変わり始めていた。