237 教えてアルホ先生 魔物②
「、、、」
全員が押し黙り
アルホの話しに耳を傾ける。
「もう一つの
魔物の『知力』を知る冒険者が少ない
原因ですが、
、
依頼がないんです。」
「依頼がない?」
班長ナル
「はい
B級上位の討伐依頼は半年に一度あるかないか、
A級ともなると幻の依頼です。
そもそもA級の魔物がいません。」
「、、、
なるほど、、」
「依頼関係なく、
自ら危険エリアに突っ込んむ冒険者
もいますが、、、
異例中の異例です。」
アルホは、、、
これは余計だったと考える。
「そんな狂った奴いんのかよ」
唖然とするハサク
クラン『箱』は狂った冒険者の巣窟だ。
「「、、、」」
沈黙する騎士達
、
、
その時、魔物接近に気づくアルホ
「「!!」」
戦闘体勢に入る騎士達
「みんなさん
この魔物は自分が討伐するので、
見学でお願いします」
アルホが提案する。
「、、了解した」
班長ナルが承諾する。
「、、」
「、、」
班長決定に文句は出ない。
ガサッ
巨大影
林から
黒い巨躯の鬼が現れる。
「あれは!オーガ?」
女騎士ラマが困惑する
先程のオーガよ一回り大きい。
そして体が黒い
「ダークオーガですね
それじゃあ」
それじゃあ
というとアルホが消える
「「「!!」」」
ガガっ!!
そしてダークオーガが動かなくなり、
ドーン!!
倒れる。
倒れたダークオーガの後ろから姿を見せる
アルホ
「自分は
ソロの時はだいたいこんな感じで
討伐してますね。」