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眠る少年トラン  作者: たみ
232/345

232 パル



「総隊長

冒険者アルホ殿をお連れしました。」




「ありがとう。

下がっていいよ」



「はっ!」






「クラン『箱』の冒険者アルホといいます。」


アルホはパルに頭を下げる。



ベルグ

ヤラク

ナハラサ


アルホは多くの強者と会ってきた



そんなアルホの本能が警鐘鳴らす



目の前の騎士は明らかに他の騎士と違う雰囲気をまとう。



緊張するアルホ






「今回は無理なお願いにこたえてくれて

ありがとう

北部を代表して感謝するよ」




「いえいえ!」

あわてるアルホ




「ははは

そんなに緊張しないでね」

緊張を和らげるように笑うパル



「はい?」




「これでも!

アルホ君に会えるのを北部の

誰よりも楽しみにしていたんだよ」




「そうなんですか?、、、」

騎士団と冒険者はそこまで仲がよくない。

なので

思っていたより歓迎されて驚くアルホ




「そりゃもちろん!

トランが作ったクランの数少ない冒険者の1人でベルグの愛弟子なんだから




「そんな!

アニキや師匠がすごいだけで

そんなたいした冒険者じゃ、、、」

あわてるアルホ




「ははは

謙虚だね」




「アニキや師匠に比べたら、、

自分はまだまだです。」




「ははは

冒険者の事詳しくない人だって知ってるよ

Aランク冒険者がどういう存在か


世界に星の数ほどいる冒険者の頂点

そう簡単に会える存在じゃない。」




「、、、」




「総隊長閣下は、、」





「パルでいいよ」





「、、、

パルさんはアニキや師匠と同期だったと

伺っています。」




「ははは

そうだよ。あの2人が同期だと大変だったよ」

パルは笑った。


つられて笑うアルホ







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