表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
眠る少年トラン  作者: たみ
228/345

228 ただいまアリサ




「アリサ

依頼溜まってるか?」



、、、

トランは久しぶりにギルドに来ていた。



「あっ」

トランをみて固まるアリサ

そしてギルドの冒険者達も固まる





「おい!

何固まってんだ!

依頼ないのか?」

呆れるトラン




「、、、

じゃない」

アリサが小さく呟く






「あ?」

聞き返すトラン


見守る冒険者達





「依頼溜まっているか!じゃない!!」

アリサが叫ぶ



「おわっ!」

あまりの勢いに驚くトラン



冒険者達は急いで荷造りを始める。




「半年以上姿を見せないと思ったら!!

ふらっと来て


最初の言葉が


依頼溜まってるか?ですか!?」

アリサTimeの予感に身構えるトラン



「、、、」

黙るトラン



「あたり前じゃないですか!!

溜まりまくってますよ!」

目を見開き机を叩くアリサ

怖い


「、、、」



「この際!そんな事どうでもいいですよ!

依頼は腐りませんし

最悪ほっとけばいいですよ!」

頭を激しくふり叫ぶアリサ

ギルド職員とは思えない。



「、、、」



「私に何か言う事があるでしょ!

半年以上姿を見せないで!」





「、、、」




「、、、

あー

元気そうだな」




「、、、」

瞳孔が開くアリサ



冒険者達はギルドからの緊急退避を決断した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ