227 鑑定と青と赤
「トラン
せっかくだし
アルホとバルカも
鑑定しようよ」
ベルグは棚から鑑定紙を2枚だす。
「!!」
よくわからない2人
「えっ!
できるのか!?」
驚くトラン
「うん
僕の予想だと
アルホとバルカは進化してるよ」
「マジか!!
おまえの予想は
当たるからな」
「まぁ
普通に考えて
アルホ、バルカは強いからね」
「お前ら!
進化してるなら早くいえよ!!」
トランが怒りだすが、、、
「えっ!?」
「進化?」
困惑する2人
「トラン!
それは無茶苦茶だよ!
普通知らないから
僕達もたまたまわかったんだし」
「ははは」
笑うトラン
「よし!
お前らさっさと血をよこせ!
吸血鬼ベルグにやられる前に!」
トランは完全にやばい奴だ
パーン!
ベルグが持っていた本でトランを叩く
うずくまるトラン
「2人ともこの紙に少しだけ血を垂らして
欲しいんだ。」
トランを放置してベルグが話しを進める。
「は、はい」
「り了解っす」
緊張する2人
2人は鑑定紙に血を垂らす。
、
見守る一堂
鑑定紙が
強い光を放つ
、
、
そして
光がおさまり
鑑定紙に文字が浮かび上がってくる
◆アルホ鑑定紙
種 : 鬼人
星 :★★★★★
色 : 青
能 : 上剣、中魔、鬼人化
◆バルカ鑑定紙
種 : 魔人
星 :★★★★★
色 : 赤
能 : 中剣、上魔、魔人化
「おおー!
さすがベルグ
お前の読みどおりだな」
「ははは
ありがとう
今回もいつも通りよくわからないね」
「でも
進化1回目って感じだな」
「確かに本に載ってない種族だけど
1回目ぽいね」
またも2人進行のクラン『箱』
アルホ達は置き去りだ。