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眠る少年トラン  作者: たみ
221/345

221 クラン『箱』トラン




「トラン

もう終わりそうだけどどうする?」


無双するベルグ


魔物は瀕死だ。




「ベルグ

いいとこもらっていいか?」

真剣なトラン



「ははは

別にいいよ」

了承するベルグ




「ハラ!

オレの手を掴め!」




「え!?」



「いいからはやく!」



「、、

わかった」

ハラはトランの手を握る







トランは目を閉じる





「!!」




ハラは自分の魔力が

トランに吸い取られていくのを感じる。



そしてトランの手がどんどん熱くなっていく








「全員オレから離れろ!!」



トランから煙が上がる






スー








ウー








トランの景色が

歪む




何か



恐ろし

ほどの




何かが



くる








トランが口を開け、、




「『ブレス』」







トランは口から灼熱の業火を放つ



その業火は


始まりと終わりの火








地面は溶け




地形が変わる



高温の熱風が吹き荒れ



木々が燃え上がり



見るだけで

肌を焦がす、









魔物は、





苦しむ暇もなく


そして跡形もなく


燃え去る、、







残るのは




一瞬にして


変わり果てた地形











魔物のいた場所は



巨大なクレーターができる。




地面はガラスのように変質し


ところどころ赤く熱を帯びる


木々が燃え上がり


業火は消える気配がない




地獄のような混沌とした風景の中






悪魔は






ニヤリ




「大しょーり!!」

トランが大声で叫ぶ


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