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214 オレとハラ
トランが口を開く
「いや
オレとハラで
魔物討伐に向かう
ジンさんは残って指揮した方がいいと思うけど?
」
トランは当然とばかりにいう
「!」
驚くハラ
そしてジン
ジンも思う
トランの力を借りれるなら借りたい。
しかし剣術大会とは訳が違う。
今回の戦いは命に関わる。
「トランくん、、、
君は
本気で、、」
異国の違う部族のために、、
信じられないジン
「オレは公爵家専属冒険者だからな!
はっはっはっ」
楽しそうに笑うトラン
、、
この後
各々準備にはいる。
、
、
、
、
◆◆◆
出発前の夜
ジンの部屋
ジンとトランは二人で話す。
ジンの部屋に訪れようとしていたハラは
中の声を聞いて入るのをためらう。
、
、
、
「トランくん
本当にありがとう!!
君には助けられてばかりだ、、、」
「ははは
大袈裟だな
魔物討伐はオレの仕事だ!」
嬉しそうに笑うトラン
「トランくん
、、、
こんな事を頼む資格はないんだが
、、、
」
「、
、
ハラのことか?」
「、、」
ジンは一度視線を落とす
「、
ハラは
親友の娘なんだ。
、、
私の愛弟子でもある。
私は、、
」
「大丈夫!!
ハラは強い
それに
オレも強い」
「そうだね、、」
「
二人で帰るから
まっててくれ」
トランは笑う