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眠る少年トラン  作者: たみ
211/345

211トランの考察




ジンは今の状況を詳しくトランに説明する。


10年前の出来事も全て





「、、、」


トランは目を閉じて?

考えている?



スー



スー



スー





「トラン!!」

叫ぶハラ




「おわっ!!」

驚くトラン




「トラン!貴様!

まさか!この状況で、、、」







「いやいやいや!


大丈夫だハラ!

任せろ」

トランはニカっと笑う




何が大丈夫かわからないハラ

そして家臣たち


まったく任せられない。




トランが話し出す





「魔物の大群ってあったが、

魔物の種類はわかってるのか?」

ジンに対する

トランの対応は無礼極まりないが

その事に触れるものはいない。


ジンにとって

トランはサーネを救出した恩人だ。


公爵家ではトランは客人という扱いだった



トランを良く思わない家臣も中にはいたが、



、、




、、


剣術大会で変わった。


公爵家のために戦うトランを見て


憧れの眼差しで見るものもいる



そんなことになっているとは知らないトラン





「トランくんに報告書を」

ジンがトランに報告書を渡すようにいう





「、、


、」

トランは報告書の地形図をみる。

そしてそこに記された魔物の名前を

見ていく。








「C級上位が大半で

B級がそこそこで

B級上位が稀にいる

感じか、、、」





「トランくん?

そのC級とかB級とかはなんの事なんだい?」


みんなの思っている事を代弁するジン



「ああ、、

これはオレらの国で魔物の危険度

をわかりやすくした基準だ。」



「なるほど、、

トランくんからみて

どのくらい危険なんだい?」






「この魔物の群を

正面から迎え討つとなると、

、、

オレの国なら

全冒険者と騎士団で対処するレベルだ。

簡単にいうと災害レベルだ。」



「、、、」


深刻さが伝わる





「C級上位の魔物はこの国の一般兵3人がかりで対応できるレベルだ。

B級はその10倍ヤバイ

B級上位は50倍はヤバイ」





「なっ、、」


「、、、」



この危機的状況に全員が押し黙る








「公爵軍全軍を集めなければ、、、」

幹部の1人がいう、、




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